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J-GLOBAL ID:201702281809189386   整理番号:17A1454729

後期原生代Miaowanオフィオライト複合岩体,中国南部からのクロム鉄鉱Cr:その形成の構造環境への意義【Powered by NICT】

High-Cr chromites from the Late Proterozoic Miaowan Ophiolite Complex, South China: Implications for its tectonic environment of formation
著者 (9件):
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巻: 288-289  ページ: 35-54  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0172A  ISSN: 0024-4937  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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クロムスピネル(クロマイト)はオフィオライト質岩石における一般的な鉱物であるとオフィオライトのマントル断面からのクロム鉄鉱の研究は,その岩石成因起源と造構環境に光を当てることを助ける。Yangtzeクラトンにおける原生代Miaowanオフィオライト複合岩体(MOC)は,蛇紋岩化したダナイトに関連したマントルのハルツバージャイトとさや状クロム鉄鉱岩中の播種性クロム鉄鉱粒子を含んでいた。大部分のクロム鉄鉱粒子は,変質に起因する組成累帯構造を示すが,新鮮なコアは初生火成組成を保持している。MOCダナイトと斜方輝石かんらん岩におけるポディフォーム型クロム鉄鉱岩は,典型的なオフィオライトクロム鉄鉱岩他の組成的に類似していた。クロム鉄鉱粒子は少量かんらん石,緑泥石,卑金属硫化物(BMS)と白金族鉱物(PGM)の単斜輝石と角閃石の多数の包有物を含んでいる。クロム鉄鉱粒内の豊富な含水鉱物包有物は含水マントル源を示唆した。クロム鉄鉱粒子のコア組成はクロム鉄鉱岩の本源メルトした前弧環境における典型的なボニナイト質メルトと類似していることを示した。しかし,ハルツバージャイト中のクロム鉄鉱粒子は混合MORBと島弧の特徴を示した。MOCかんらん岩の鉱物学と地球化学はMOCにおけるクロム鉄鉱岩は,上部沈み込み帯(SSZ)マントルウェッジ中の無人岩質メルトとMORB型斜方輝石かんらん岩との反応中の前弧構造環境で形成されたことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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火成岩全般  ,  岩石圏の地球化学一般 

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