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J-GLOBAL ID：201702281818172064   整理番号：17A0551668

SERS系側方流動アッセイバイオセンサを利用した二つの核酸の同時検出

Simultaneous Detection of Dual Nucleic Acids Using a SERS-Based Lateral Flow Assay Biosensor

著者 (6件)： WANG Xiaokun (Hanyang Univ., Ansan, KOR) ,  CHOI Namhyun (Hanyang Univ., Ansan, KOR) ,  CHENG Ziyi (Hanyang Univ., Ansan, KOR) ,  KO Juhui (Hanyang Univ., Ansan, KOR) ,  CHEN Lingxin (Yantai Inst. of Coastal Zone Res., Chinese Acad. of Sci., Yantai, CHN) ,  CHOO Jaebum (Hanyang Univ., Ansan, KOR)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 89  号： 2  ページ： 1163-1169  発行年： 2017年01月17日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染患者の一般的ながんであるカポジ肉腫(KS)は,アフリカの低開発国での主要ながんの1つであり,直接的で容易な診断法の開発が特に重要であるが,細菌性血管腫症(BA)の臨床症状と組織学的特徴が,KSと非常に類似しており,KSとBAの識別が困難である。本研究で,KSとBAの鑑別診断のために,カポジ肉腫関連ヘルペスウイルス(KSHV)とBAの2つの標的核酸に対して調製された金と銀のナノ粒子の集合体に基づく1nMの検出感度を持つMancusoらが開発した多色検出変化システムの感度と定量性の本研究による改良に基づく新規SERS系側方流動アッセイ(LFA)バイオセンサによるKSHVとBAの核酸マーカーの同時検出法を開発した。本法は,SERS系LFAストリッププラットフォームを利用する2種の標的核酸の同時検出のためのはじめての報告である。KSHVとBAの核酸マーカーの本法による検出限界は,それぞれ0.043と0.074pMであった。

シソーラス用語： *バイオセンサ ,  *表面増強Raman分光法 ,  免疫組織化学 ,  ヘルペスウイルス科 ,  腫瘍ウイルス ,  ナノ粒子 ,  リケッチア感染症 ,  感染性皮膚疾患 ,  血管腫 ,  *核酸 ,  *流動 ,  医療機器
準シソーラス用語： Kaposi肉腫関連ヘルペスウイルス ,  ストレプトアビジン・ビオチン法 ,  金ナノ粒子 ,  銀ナノ粒子 ,  細菌性血管腫症 ,  *側方流動

分類 (3件)： バイオアッセイ  (EA03060N) ,  医療用機器装置  (GA05020L) ,  有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08064T)

タイトルに関連する用語 (3件)： 側方流動 ,  核酸 ,  同時検出