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J-GLOBAL ID:201702281855296825   整理番号:17A1497308

Valporic酸はin vitroでのH9c2細胞におけるNpr1遺伝子転写を調節することにより心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)媒介抗肥大活性を増強する【Powered by NICT】

Valporic acid enhances the Atrial Natriuretic Peptide (ANP) mediated anti-hypertrophic activity by modulating the Npr1 gene transcription in H9c2 cells in vitro
著者 (6件):
資料名:
巻: 813  ページ: 94-104  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Valporic酸(VA)を用いてNpr1遺伝子活性を刺激すること,短鎖脂肪酸分子はin vitroでのイソプロテレノール(ISO)で処理したH9c2細胞におけるANPが仲介する抗肥大活性を高めることができるかどうかを決定することを目的とした。H9c2細胞はISO(10~ 5 M)で処理し,ANP(10~ 8 M)の存在下および非存在下におけるVA(10~ 5 M)で共処理した,を48h行った。ATRA(10~ 5 M)はNpr1遺伝子転写の正の誘導因子として用いた。Npr1とPKG-I遺伝子,プロトオンコジーン(c-fos,c-junおよびc-myc)と肥大マーカー(ANP,BNP,αSKとβ MyHC),遺伝子のmRNA発現は定量的PCR(qPCR)により測定した。NPR-A,PKG-IとcGMPの蛋白質プロファイリングは,それぞれウェスタンブロット法,免疫蛍光法およびELISAにより評価した。Npr1(3倍)及びPKG-I(2.5倍)遺伝子の発現とプロトオンコジーン(それぞれ,p<0.001)と肥大マーカー遺伝子(p<0.001)の増加した発現のレベルの顕著な減少は,対照細胞と比べてISO処理H9c2細胞においても認められた。とは対照的に,VA処理細胞はATRA処理した細胞(2倍)と比較して,最大Npr1遺伝子発現(3.5倍)を示し,それは細胞内cGMPレベル(80% vs 60%)と相関し(2.5倍)HDAC 1& 2mRNA発現を低下させた。さらに,VAまたはATRA処理はNpr1とPKG-I遺伝子,プロトオンコジーン及び肥大マーカー遺伝子のISO誘導発現変化を効果的に逆転した。興味深いことに,本研究の結果は,ANPが仲介する抗肥大活性はVA(p<0.001)またはATRA(p<0.01)共処理のいずれかによって強化されたことを示唆した。,ANPと組み合わせたVAは左心室肥大の治療と管理のための新しい治療アプローチであることを結論した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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細胞膜の受容体  ,  分子遺伝学一般 
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