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J-GLOBAL ID：201702281861106894   整理番号：17A1164011

Rbfox蛋白質によるRNAプロセシングの発生的調節【Powered by NICT】

Developmental regulation of RNA processing by Rbfox proteins

著者 (1件)： Conboy John G. (Biological Systems and Engineering Division Lawrence Berkeley National Laboratory Berkeley, CA 94720, USA)
資料名： Wiley Interdisciplinary Reviews: Rna  (Wiley Interdisciplinary Reviews: Rna)
巻： 8  号： 2  ページ： ROMBUNNO.1398  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2772A  ISSN： 1757-7004  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Rbfox遺伝子は,骨格筋,心筋,脳を含む複数の組織で重要な発生調節因子であることを配列特異的RNA結合蛋白質(RBP)の古代ファミリーをコードしている。Rbfox蛋白質の特徴は単一高親和性RRMドメイン,昆虫からヒトまで高度に保存されたmRNA前駆体イントロンの多様な調節部位,mRNAの3’UTR,プレmiRNAヘアピン構造でUGCAUGモチーフに優先的に結合することである。汎用調節回路はRbfox1蛋白質イソ型の適切な発現,選択的スプライシングネットワーク,mRNA安定性と翻訳,およびマイクロRNAプロセシングを調節する広いトランスクリプトームに作用することを確実にするためにRbfoxプレm RNAとm RNAに動作する。錯体Rbfox発現は異なるクラスのRNA標的の構造的に異なると組織特異的蛋白質イソ型の時空間的発現を支配する複数のプロモーターおよび選択的スプライシング選択を含む大きな遺伝子にコードされている。核Rbfox1は標的選択的エキソンのスプライシング効率,多くの他のスプライシング調節因子の転写物におけるに影響するイントロンUGCAUG要素を結合する候補マスター調節因子である。Rbfox仲介選択的スプライシングの組織特異性は,Rbfox蛋白質と相乗的または拮抗的スプライシング因子の統合活性を通した組合せ調節によって実行される。動物モデルにおける研究は,Rbfox1関連遺伝子はショウジョウバエにおける生殖細胞分化と記憶,マウス脳,筋芽細胞融合および骨格筋機能における神経細胞移動および機能,および正常な心臓機能を含む多様な発生過程に重要であることを示した。最後に,遺伝的及び生化学的証拠は,Rbfox調節回路の異常は複数のヒト疾患の危険因子,特にてんかん,自閉症,および心臓肥大を含む神経発達疾患であることを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： イントロン ,  プロモーター領域 ,  遺伝 ,  トランスクリプトーム ,  選択的スプライシング ,  RNA結合タンパク質 ,  ショウジョウバエ ,  ヒト ,  骨格筋 ,  組織特異性 ,  mRNA ,  *RNA【核酸】
準シソーラス用語： アイソフォーム ,  マイクロRNA ,  調節因子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (2件)： RNAプロセシング ,  調節