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J-GLOBAL ID:201702281886220080   整理番号:17A1384008

進行癌生存者における前処理好中球へのリンパ球比の予後的役割:66コホート研究の系統的レビューとメタ分析【Powered by NICT】

Prognostic role of pretreatment blood neutrophil-to-lymphocyte ratio in advanced cancer survivors: A systematic review and meta-analysis of 66 cohort studies
著者 (8件):
資料名:
巻: 58  ページ: 1-13  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1768A  ISSN: 0305-7372  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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好中球へのリンパ球比(NLR)は様々な腫瘍の罹患率と死亡率のために重要である。しかしながら,高度腫瘍の予後とNLRとの関連はほとんど知られていない。進行腫瘍に対する,前処理血液NLRの予後的意義を確立するためにメタ分析を行った。2016年4月による系統的文献探索は進行性癌患者における前処理血液NLRおよび全生存(OS)または無増悪生存期間(PFS)の間の関係を評価するために行った。データは研究報告ハザード比(HR)と95%信頼区間(CI)から抽出し,Mantel-Haenszel変量効果モデルを用いてプールされた。合計24536人の六十六の研究がメタ分析に含めた。プールされた分析は,高い前処理NLRは進行腫瘍におけるOS悪かった(HR 1.70, 95% CI 1.57 1.84, P<0.001)及びPFS(HR 1.61, 95% CI 1.42 1.82, P<0.001)と関連していたことを明らかにした。腫瘍型で層別化したサブグループ解析は,高い前処理NLRを示す膵臓癌患者は最悪のOS(HR 1.94, 95% CI 1.55 2.54, P<0.001)と最悪のPFS(HR 1.74, 95% CI 1.04 2.90, P<0.001)を持つ大腸癌であったことを示した。NLRのカットオフ値により層別化した場合,カットオフ値五は最悪のPFS(HR 2.23, 95% CI 1.54 3.23, P=0.019)を示したことを見出した。全体として,進行癌の有害予後指標であり得る高い前処理血液NLR。特異的癌型におけるその生存転帰を調べる大規模前向き研究は,提唱されている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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消化器の腫よう  ,  抗腫よう薬の臨床への応用 

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