抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本報告では,マナマコ種苗の放流数量の増大と,漁獲管理による天然マナマコ資源の安定化を図るために,天然採苗と幼生の発生状況調査,時期的分布調査および漁獲実態調査を行った。天然採苗試験と幼生発生調査から,敦賀湾では5月中旬にマナマコの産卵が開始され,6月上旬にかけて採苗器に付着することが推定された。敦賀湾のマナマコ漁場は,岸から水深20mの間に形成されていた。市場に出荷されるマナマコの殻重量組成では,2月までは100g以下のサイズが多く水揚げされていたが,3月になると120~220gサイズの個体が最も多く水揚げされるようになり,60g以下の小型サイズの個体はほとんど見られなかった。