文献
J-GLOBAL ID:201702281907940056   整理番号:17A1304412

配位子のZ型性質を示すチオピリダジンベースの銅ボラトラン錯体

Thiopyridazine-Based Copper Boratrane Complexes Demonstrating the Z-type Nature of the Ligand
著者 (6件):
資料名:
巻: 55  号: 10  ページ: 4980-4991  発行年: 2016年05月16日 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
硫黄に対してオルト位にメチル基を追加したチオピラジン系のスコルピオネート配位子を合成し,非メチル化されたものと比較してより安定である銅ボラトラン錯体[Cu{B(PnMe,tBu)3Cl}(I)を調製した。1は,このタイプの配位子との以前の錯体とは対照的に,一般的な有機溶媒においてより可溶性で,1中の不安定な塩素は,トリフレート,アジド,およびチオシアネートによって容易に置換され,対応するボラトラン錯体が良好な収率で得られた。単結晶X線回折で,チオシアン酸配位子は,銅の高酸化状態を指すその窒素原子を介して配位することが明らかになり,Z型結合が示唆するように,金属からホウ素への電子密度の移動を裏付ける銅原子の求電子性を示す。密度汎関数理論の計算は,銅上の高い正電荷および強い銅-ホウ素相互作用を示し,N配位化合物の熱力学的安定性がS配位誘導体に対して4.9kcal/mol高いことを確認した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第11族,第12族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造 

前のページに戻る