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J-GLOBAL ID:201702281952716400   整理番号:17A0633104

SPGDアルゴリズムに基づく1.43kWの狭線幅ファイバー増幅器の能動的偏光制御

Active polarization control of a 1.43 kW narrow linewidth fiber amplifier based on SPGD algorithm
著者 (17件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 045802,1-5  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: D0538C  ISSN: 2040-8978  CODEN: JOOPCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ビーム品質の優れた高出力の狭線幅ファイバーレーザーは,非線形周波数変換,ビーム結合および遠隔通信などに幅広く活用できる。全ファイバー型主発振器出力増幅器(MOPA)構造を持つレーザーシステムは,堅牢でコンパクト,そしてメンテナンスフリーの動作を示す。MOPA構造を採用することによって,2kW以上の狭線幅ファイバーレーザが得られている。直線偏光も様々な応用が期待されるので,強く求められている。直線偏光ファイバーレーザを作製するために,ファイバー増幅器では常に偏光維持(PM)ファイバーが使用される。しかし,PMファイバー増幅器のパワースケーリングは,PMファイバーの製造および融合技術が非PMファイバーよりも困難であるために,非常に難しい。更に重要なことに,PMファイバーでは非線形効果および熱的効果がより深刻である。例えば,PMファイバーは,非PMファイバーよりも誘導ブリルアン散乱(SBS)および誘導ラマン散乱(SRS)のしきい値が低く,またモード不安定しきい値も可成り低い。本稿では,確率的並列勾配下降(SPGD)アルゴリズムに基づく1.43kWの狭線幅ファイバー増幅器の能動的偏光制御に関する研究結果を報告する。構築したレーザーシステムは,線幅の狭いシードレーザー,偏光制御器および3段全ファイバー増幅器によって構成されている。実験結果から,SPGDアルゴリズムを採用した場合の最大出力,1437W,における偏光消光比(PER)は11.1dBで,最大出力が1334Wの直線偏光レーザーが得られた。また,ビームの品質は,電力スケーリングプロセスの過程において厳密に維持されることが分かった。このような45GHzの狭線幅,直線偏光全ファイバレーザーの品質は,レーザー材料処理およびビーム結合のような用途に活用することができる。
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分類 (1件):
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光導波路,光ファイバ,繊維光学 
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