抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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関西電力の各部門において平成28年に実施した主な技術開発の概要を紹介した。水力発電部門では標準型配電盤の導入および下小鳥ダムにおける濁水長期化に対する対応の2項目,送電部門では続流遮断型アークホーンの改良および簡易型気中終端接続箱の屋外適用の評価について,変電部門では過渡安定度用SVG(Static VAR Generator)の開発と運用実績,配電部門では架空配電系統の事故探査手法に対する基礎検討,光ユニット子局の開発,遠隔制御形Y結線高圧三相自動電圧調整器の開発,33kVポリマ終端接続箱の開発,単相120A負荷開閉ユニットの開発,および配電設備の耐震性の評価検討の6項目,系統運用部門ではプロセスバスを適用した保護リレーシステムの開発研究,また情報通信部門では多重無線伝搬路保守支援ツールの開発およびビッグデータの分析活用への取り組みの2項目を取り上げて紹介した。さらに研究開発部門については,固体酸化物形電解セルによるエネルギー変換・貯蔵の研究,自律分散型エネルギー供給システムの研究,スポットネットワーク系統解析ツールの開発,水車の摩耗量測定システムの開発,ICTを利用した地中送電巡視システムの検討,環境発電を利用する電池レス方式新型センサの評価研究,サーマルマネキンによる暖房空間評価手法ガス用超音波流量計に関する研究,ハイブリッド給湯システムの最適運用に関する研究,車両KYT(危険予知)ツールの開発,および津波評価手法の高精度化の11項目を取り上げて各課題を取り上げた背景と目的,検討内容,実施状況と今後の計画などを紹介した。