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J-GLOBAL ID：201702281979378002   整理番号：17A0561861

マウスの光同調行動におけるメラトニン作動系の役割

The Role of the Melatoninergic System in Light-Entrained Behavior of Mice

著者 (3件)： PFEFFER Martina (Goethe-Univ. Frankfurt, Frankfurt am Main, DEU) ,  KORF Horst-Werner (Goethe-Univ. Frankfurt, Frankfurt am Main, DEU) ,  WICHT Helmut (Goethe-Univ. Frankfurt, Frankfurt am Main, DEU)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 18  号： 3  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 同調状態下の概日系の制御とクロノタイプの決定に対する内在性メラトニンの役割はまだほとんど理解されていない。メラトニン作動系に欠失を有するマウス(それぞれメラトニン欠損またはメラトニン受容体の欠如)は自発的(概日)または同調(日内)のいずれのリズム行動において如何なる明確な欠陥も示さない。しかしながら,自発運動行動の周期性をある程度詳細に分析することにより検出できる効果が存在する。本研究では,メラトニン欠損マウス(C57B1)ならびにメラトニン受容体(MT)1および2を欠くメラトニン合成能力のあるC3Hマウス(C3H MT1,2 KO)はメラトニン作動系が完全なままのマウスよりも有意に低い精度で日内自発運動リズムを再現することを発見した。しかしながら,これらのそれぞれのクロノタイプは変更されないままであった。これらの結果は,内在性メラトニン作動系の機能の1つが一定の同調状態下での体内リズムを安定化することであるかもしれないが,クロノタイプに対する効果は持っていないことを示している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： マウス ,  同調 ,  *日周期 ,  情報伝達受容体 ,  膜タンパク質 ,  自発運動 ,  実験動物 ,  昼光 ,  安定性 ,  脂肪酸 ,  窒素複素環化合物 ,  カルボアミド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： *概日リズム ,  光同調 ,  メラトニン作動系 ,  *クロノタイプ ,  メラトニン受容体 ,  C3Hマウス ,  *日内リズム ,  メラトニン受容体MT2 ,  メラトニン受容体MT1

分類 (2件)： ホルモン・サイトカイン・生理活性ペプチド一般  (EB08010W) ,  動物生理一般  (EJ02010E)

物質索引 (1件)： メラトニン

タイトルに関連する用語 (3件)： マウス ,  メラトニン ,  役割