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J-GLOBAL ID：201702281983059563   整理番号：17A1422565

unionoidイガイ類の生存と成長に及ぼす水田排水の影響【Powered by NICT】

The effect of paddy drainage water on the survival and growth of unionoid mussels

著者 (1件)： Nakano Mitsunori (Graduate School of Environmental Science, The University of Shiga Prefecture, 2500, Hassaka-cho, Hikone-City, Shiga 522-8533, Japan)
資料名： Agriculture, Ecosystems & Environment  (Agriculture, Ecosystems & Environment)
巻： 247  ページ： 189-194  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0060C  ISSN： 0167-8809  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 農業活動は生物多様性と関連した生態系に対するよく知られた負とあまり知られていない正の効果を有していた。生物多様性に正の影響を与える農業方法の知識は,持続可能な農業活動を同定し,開発するために集めるべきである。がイシガイ科二枚貝の生存と成長は日本の水田農業による正の影響と考えられる。本研究の目的は,水田排水は溝内の二unionoidイガイ種(Nodularia douglasiaeとSinanodonta japonica)の生存と成長に正の影響を及ぼすという仮説を検証した。日本の二か所で溝内の圃場試験を行った。イガイの生存率はいずれの試験地でも制御(に水田排水が流れなかった)と排水(に水田排水が流入)地域間で異ならなかった。サイト1におけるイガイ成長は,水田排水により影響されなかった;が,部位2で,水田排水は,イガイ成長に正に影響した。平均水温がサイト1で対照地域(21.30°C)よりも流域面積(21.50°C)で0.2°C高かった。サイト2では,平均水温が対照地域(17.57°C)よりも流域面積(21.19°C)中3.62°C高く,これは排水面積は対照地域と比べて最適水温に近いことを示している。,水田排水溝中の水の温度を増加させ,サイト2におけるイガイ成長を促進する可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 農業 ,  二枚貝類 ,  生存率 ,  生物多様性 ,  水温 ,  生態系 ,  日本 ,  *排水 ,  流域面積 ,  持続可能な農業
準シソーラス用語： 水田農業 ,  イシガイ科 ,  *イガイ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 保存 ,  排水溝 ,  淡水二枚貝 ,  水田農業

分類 (1件)： 自然保護  (SB06000L)

タイトルに関連する用語 (5件)： イガイ ,  生存 ,  成長 ,  水田 ,  排水