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J-GLOBAL ID：201702281983717048   整理番号：17A0499723

小さい細孔の大きな動力学: α-ギ酸マグネシウム金属-有機骨格内のCO₂の配置と運動

Sizable dynamics in small pores: CO₂ location and motion in the α-Mg formate metal-organic framework

著者 (6件)： Lu Yuanjun (Department of Chemistry, The University of Western Ontario, 1151 Richmond Street, London, Ontario N6A 5B7, Canada. [e-mail]) ,  Lucier Bryan E. G. ,  Zhang Yue ,  Ren Pengju ,  Zheng Anmin ,  Huang Yining
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 8  ページ： 6130-6141  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属-有機骨格(MOF)は,二酸化炭素(CO₂)の吸着と貯蔵に有望な材料である。しかし,詳細なCO₂の動特性とMOF内の吸着部位の配置は依然として不明であり,CO₂捕獲へのMOFの実用化を制限している。α-ギ酸マグネシウム(α-Mg₃(HCOO)₆)のMOFはCO₂を吸着し,小さい細孔径が特徴である。¹³C固体NMR(SSNMR)と¹H-¹³C交差分極SSNMRの分光分析,および計算分子動力学(MD)シミュレーションを行い,昇温時のCO₂運動の制限を含む,このMOFのCO₂吸着に関する新しい物理的洞察と情報を解明した。ゲストCO₂分子は,吸着部位間で結合局在回転揺動と非局在二重ジャンピングを起こした。MDシミュレーションとSSNMR実験でCO₂の吸着部位を精密に決定した。CO₂の吸着は,MOFのギ酸リンカの水素原子とゲストCO₂の酸素原子の遠隔相互作用によるものであり,その距離は約3.2Åであった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： 有機マグネシウム化合物 ,  *包接化合物 ,  *二酸化炭素 ,  吸着 ,  貯蔵 ,  細孔径 ,  炭素13NMR ,  陽子磁気共鳴 ,  計算機シミュレーション ,  跳躍現象 ,  回転 ,  水素 ,  酸素 ,  *動力学 ,  脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： ジャンピング ,  リンカ ,  金属-有機骨格 ,  分子動力学シミュレーション ,  MOF【配位高分子】

分類 (2件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  固-気界面一般  (CB12041H)

物質索引 (1件)： ギ酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 細孔 ,  動力学 ,  ギ酸 ,  マグネシウム ,  金属-有機骨格 ,  CO2 ,  運動