抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:子宮内膜癌患者の手術前後の血小板パラメータ及び凝血指標の変化の臨床意義を検討する。方法:2010年2月から2015年6月にかけて、当病院で婦人科で治療した40例の子宮内膜癌と同時期に当院の健康診断を受けた40例の健康ボランティアを研究対象とし、その中で子宮内膜癌を研究群とし、健常ボランティアを対照群とした。両群の治療前と研究群の術前術後の血小板パラメータ[血小板数(PLT),平均血小板体積(MPV),血小板体積分布(PDW),血小板凝集(PCT),血液凝固時間(TTP),線維素溶解酵素活性(tPA),Dダイマー(D-D),プラスミノーゲン活性化抑制因子-1(PAI-1)及び下肢深部静脈血栓症の発生率を観察し比較した。結果:治療前の研究グループは対照グループの血小板パラメーターPLTより著しく高く、MPVは著しく下がり(P<0.05)、PDW、PCTの2グループの治療前は有意差がなかった(P>0.05);研究群の術後のPLT、MPV、PDW、PCTはそれぞれ術前より著しく高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。研究群の術前凝血指標Fbgは対照群より顕著に高く(P<0.05)、その他の凝固指標には有意差がなく(P>0.05)、術後のPWT、TTはそれぞれ対照群及び研究群より術前に顕著に低下し、Fbfは有意に上昇した(P<0.05)。研究群の術前の線維素溶解指標は対照群と比較して有意差がなく(P>0.05)、研究群の術後のt-PAは対照群より明らかに低下し、PAI-1、D-Dは著しく上昇し、それぞれ統計学的有意差があった(P<0.05)。術後の下肢静脈血栓症の発生率は,対照群より有意に高く(P<0.05),子宮内膜癌患者の手術前後の血小板パラメータの変化は,患者の進行を判断するための有効な指標となる可能性があることが示唆された(P<0.05)。子宮内膜癌患者の術前手術後に積極的な予防措置を取ることは重大な意義がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】