抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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標題特集論文ではChainerを用いたディープ・ラーニングのプログラミングを体験しており,第2部第3章において2入力1出力のAND回路を作成した。本論文では,その入力の数,出力の数を変えずに入力と出力の関係だけを変えることで2入力1出力のOR回路を実現する方法を解説した。次に,入力の数だけを変えた3入力のAND回路を,Chainerによって3入力2出力のニューラル・ネットワークで実現する方法を述べた。また,出力の数を変える例として2進数の値を入力すると,それに対応したビットだけ1,それ以外は0になる2入力4出力のデコーダ回路を実現するためにプログラムの変更点を示した。さらに,AND回路やOR回路を組み合わせて作るExOR回路をニューラル・ネットワークで表現し,中間層の設定の仕方を説明した。同様にディープ・ニューラル・ネットワークとして3層と10層のAND回路の実現方法を示した。最後にディープ・ラーニング・プログラミングに向けて,1)学習データとテスト・データのファイルからの読み出し,2)学習済みモデルへの新たなテスト入力の追加,3)学習の再開,4)学習結果からの重みの表示について説明した。