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J-GLOBAL ID：201702282105315221   整理番号：17A0986448

コロンビア国内のAmazon川流域で採取した粘土に含有するアルミニウムの抗微生物活性

Antibacterial Activity of Aluminum in Clay from the Colombian Amazon

著者 (3件)： LONDONO S. Carolina (Arizona State Univ., Arizona, USA) ,  HARTNETT Hilairy E. (Arizona State Univ., Arizona, USA) ,  WILLIAMS Lynda B. (Arizona State Univ., Arizona, USA)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 51  号： 4  ページ： 2401-2408  発行年： 2017年02月21日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 抗生物質を誤使用や乱用すると環境やヒトの健康にリスクを及ぼすが,同時に抗生物質耐性菌の増殖を促進する。近年は抗生物質の乱用で新しい抗微生物薬の開発が必要であるが,土壌に含有する数種の粘土は抗生物質耐性を示す各種の病原体を死滅する。コロンビア国内のAmazon川流域で採取したカオリン濃度が高い粘土の抗菌活性を実測し,アルミニウムの毒性が主要な機能を発揮すると実証した。上記の粘土はEscherichia coliATCC25922に対する最低の阻害作用濃度が80mg/lで,37°Cの培養中にアルミニウムやリン,遷移金属(鉄,銅,マンガン,亜鉛)が互いにイオン交換した。アルミニウムはE.coliの膜脂質を構成するリン脂質と反応し,そのため遷移金属の細胞内拡散を促進した。これら実測データは病原体に対する遷移金属の毒性をアルミニウムは増幅すると示唆した。

シソーラス用語： *アルミニウム ,  毒性試験 ,  *抗細菌作用 ,  病原体 ,  大腸菌 ,  カオリン ,  粘土鉱物 ,  膜脂質 ,  リン脂質 ,  生物活性 ,  コロンビア共和国 ,  鉄 ,  銅 ,  マンガン ,  亜鉛 ,  陽イオン交換 ,  薬物耐性 ,  *抗生物質 ,  アマゾン川 ,  抗生物質耐性菌 ,  微生物 ,  *抗細菌薬 ,  *抗微生物薬 ,  *薬物
準シソーラス用語： Escherichia coli ,  抗微生物活性

分類 (2件)： 微生物に対する農薬  (FB06040Q) ,  抗生物質一般  (GX01000E)

タイトルに関連する用語 (7件)： コロンビア ,  Amazon川 ,  流域 ,  採取 ,  粘土 ,  アルミニウム ,  抗微生物活性