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J-GLOBAL ID：201702282107319438   整理番号：17A1489918

土壌ディーゼルの測定濃度の生態毒性:ミミズ生存,デヒドロゲナーゼ,ウレアーゼと硝酸化成活性に及ぼす影響【Powered by NICT】

Ecotoxicity of measured concentrations of soil-applied diesel: Effects on earthworm survival, dehydrogenase, urease and nitrification activities

著者 (4件)： Ramadass Kavitha (Centre for Environmental Risk Assessment and Remediation, University of South Australia, Mawson Lakes, SA 5095, Australia) ,  Megharaj Mallavarapu (Global Centre for Environmental Remediation (GCER), Cooperative Research Centre for Contamination and Remediation of the Environment (CRC CARE), University of Newcastle, Callaghan, NSW 2308, Australia) ,  Venkateswarlu Kadiyala (Formerly Department of Microbiology, Sri Krishnadevaraya University, Anantapur 515055, India) ,  Naidu Ravi (Global Centre for Environmental Remediation (GCER), Cooperative Research Centre for Contamination and Remediation of the Environment (CRC CARE), University of Newcastle, Callaghan, NSW 2308, Australia)
資料名： Applied Soil Ecology  (Applied Soil Ecology)
巻： 119  ページ： 1-7  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0756A  ISSN： 0929-1393  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ディーゼルは重要な石油製品であり,土壌中の一般的な汚染物質が漏洩及び事故的漏洩によって生じた。ミミズに対するディーゼルの生態毒性を扱う研究は常に添加濃度(名目)に基づいて決定した成長阻害エンドポイント(EC_50)値に依存し,土壌からの揮発性炭化水素のかなりの部分を無視していた。本研究では,初めて,土壌ディーゼルから全石油炭化水素(TPHs)の測定濃度を用いたミミズ(Eisenia fetida)の生存,および土壌の健全性の指標としてのデヒドロゲナーゼ,ウレアーゼと硝酸化成の活性を評価した。28日間のディーゼルへのミミズの曝露後最初に測定した濃度の死亡率エンドポイント(LC_50)値は1426±19mg TPHs kg~( 1)土壌の公称(初期添加)濃度に相当する916±10mg TPHs kg~( 1)土壌であった。ディーゼルの測定された濃度は,971mg~( 1)土壌以上の場合clitella膨潤及びカーリングのような形態学的異常が認められた。土壌デヒドロゲナーゼ(38 58%)およびウレアーゼの活性の有意な増加がディーゼル施用土壌で観察された。ミミズの存在は,これらの土壌酵素の活性を強化した。硝化した土壌へのディーゼルの応用に敏感であり,それは,ミミズの存在下でも用量依存的に阻害された。本研究で観察されたディーゼル油汚染土壌への毒性基準の微分応答は明らかに環境汚染物質の生態毒性の一般化に到達するためにいくつかの土壌健康パラメータを含むより多くの研究が必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *毒性 ,  土壌酵素 ,  *デヒドロゲナーゼ ,  汚染物質 ,  ディーゼル燃料 ,  炭化水素 ,  *ウレアーゼ ,  成長阻害 ,  *ミミズ類 ,  *硝化 ,  モルフォロジー
準シソーラス用語： 環境汚染物質 ,  エンドポイント ,  *生態毒性 ,  *ディーゼル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ディーゼル ,  TPHs ,  ミミズの生存 ,  デヒドロゲナーゼ ,  ウレアーゼ ,  硝化

分類 (1件)： 土壌生物  (FB04050N)

タイトルに関連する用語 (10件)： 土壌 ,  ディーゼル ,  測定濃度 ,  生態毒性 ,  ミミズ ,  生存 ,  デヒドロゲナーゼ ,  ウレアーゼ ,  硝酸化成 ,  活性