文献

J-GLOBAL ID：201702282117052439   整理番号：17A1519118

【結論】タンシノンIIAは,黒色腫細胞の浸潤と移動に及ぼす抑制効果と機構を示す。【JST・京大機械翻訳】

Inhibitory effects of tanshinone IIA on migration and invasion of melanoma cells and their mechanisms

著者 (5件)： Li Xiaojing (河北工程大学附属医院皮膚科,河北邯鄲,056002) ,  Li Zhifeng (河北工程大学附属医院皮膚科,河北邯鄲,056002) ,  Li Xianping (河北工程大学附属医院皮膚科,河北邯鄲,056002) ,  Liu Baoguo (河北工程大学附属医院皮膚科,河北邯鄲,056002) ,  Liu Zhijun (河北工程大学附属医院皮膚科,河北邯鄲,056002)
資料名： Zhonghua Pifuke Zazhi  (Zhonghua Pifuke Zazhi)
巻： 50  号： 2  ページ： 105-108  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2321A  ISSN： 0412-4030  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】黒色腫A375細胞の浸潤と転移に及ぼすタンシノンIIAの影響を調査し,ケモカイン受容体7(CXCR7)遺伝子と蛋白質発現に及ぼすその影響を調査する。方法:in vitroで黒色腫A375細胞を培養し、1、2、4mg/LのタンシノンIIAで48時間処理した後、細胞のスクラッチ試験とTranswell細胞の体外浸潤実験により、それぞれ細胞の移動と浸潤能力を測定した。A375細胞におけるCXCR7 mRNAと蛋白質の発現を,リアルタイム蛍光定量的PCRとウェスタンブロット法によって検出した。結果:1,2,4mg/LのタンシノンIIAによるA375細胞の48時間の処理後に,Transwell細胞のin vitroでの浸潤は,in vitroで観察された。細胞膜の細胞数は,それぞれ,71.00±4.00,51.00±2.00,37.00±3.61であったが,細胞スクラッチ試験では,細胞膜におけるそれらの細胞数は,200倍以上であった(P<0.05)。細胞移動数はそれぞれ301±3.00,253.00±3.61,126.00±7.00で,対照群(105.33±6.51,332.00±6.24,すべてP<0.05)より有意に低かった。タンシノンIIAによるA375細胞の浸潤と移動能力に対する抑制作用はタンシノンIIA濃度の上昇に伴い増強した(すべてP<0.05)。リアルタイム蛍光定量的PCRとウェスタンブロット法により,1,2,4mg/LのタンシノンIIAにおけるCXCR7mRNAの相対的発現は,それぞれ0.63±0.04,0.44±0.02,0.31±0.01であることが示された。蛋白質発現レベルは,それぞれ0.573±0.015,0.416±0.011,0.260±0.055で,対照群(1.00±0.02,0.9000±0.010,P<0.05)より有意に低かった。タンシノンIIAによるA375細胞におけるCXCR7 mRNAとタンパク質発現の抑制能力はタンシノンIIA濃度の上昇に伴い増強した(いずれもP<0.05)。【結論】タンシノンIIAは,CXCR7発現を下方制御することによって,黒色腫A375細胞の浸潤と移動を抑制することができる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *黒色腫 ,  mRNA ,  遺伝子 ,  ダウンレギュレーション ,  細胞移動 ,  タンパク質 ,  ウェスタンブロット法 ,  *浸潤 ,  細胞膜 ,  定量的PCR法 ,  in vitro実験 ,  キノン ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  四環ジテルペン
準シソーラス用語： 蛋白質発現 ,  CXCR7 ,  A375細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Melanoma ,  Tanshinone ,  Receptors ,  CCR7 ,  Cell migration assays ,  A375 cells

分類 (2件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (1件)： タンシノンIIA

タイトルに関連する用語 (4件)： タンシノンIIA ,  黒色腫細胞 ,  浸潤 ,  抑制効果