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J-GLOBAL ID:201702282167585038   整理番号:17A0499534

Ru(II)サンドイッチ錯体の相挙動に対する置換基およびアニオンの効果: イオン液体とイオン性柔粘性結晶間の境界の探査

Effect of substituents and anions on the phase behavior of Ru(ii) sandwich complexes: exploring the boundaries between ionic liquids and ionic plastic crystals
著者 (3件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 4352-4359  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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最近,著者らはカチオン性サンドイッチ錯体を含有するイオン液体を開発した。しかしながら,このサンドイッチ錯体の塩は,しばしば,高融点のイオン性柔粘性相を示す。イオン液体とサンドイッチ塩の柔粘性結晶間の境界を探査するために,ルテニウム錯体[Ru(C5H5)(C6H5R)][X]([C0][X]:R=H,[C1][X]:R=Me,[C2][X]:R=Et,[C4][X]:R=Bu)の相挙動を詳細に調べた。アニオンとしてPF6-,FSA-およびB(CN)4-を含有する塩中で,[C0][X]および[C1][X]は,室温以上では柔粘性相を示すが,[C2][X]および[C4][X]は,ほぼイオン液体であった。C(CN)3-アニオンを含有する塩は,他の塩より低い融点を示した。X線結晶解析から,これらの塩の殆どのカチオンとアニオンは,固相で交互配置していることが明らかになった。しかしながら,[C0][C(CN)3]の場合は,カチオンとアニオンは独立して積層し,これにより,この塩の比較的低い融点に対応する弱いカチオン-アニオン相互作用が示された。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
分類
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遷移金属錯体一般  ,  融解塩  ,  相転移・臨界現象一般  ,  液体構造一般 
物質索引 (9件):
物質索引
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