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J-GLOBAL ID:201702282175972685   整理番号:17A1626788

テルミサルタンは冠動脈とVSMCにおけるPPAR-γ活性化を介してadipoR1とadipoR2発現を改善する【Powered by NICT】

Telmisartan ameliorates adipoR1 and adipoR2 expression via PPAR-γ activation in the coronary artery and VSMCs
著者 (6件):
資料名:
巻: 95  ページ: 129-136  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アディポネクチン受容体(AdipoRs)のインシュリン抵抗性特性と発現に対するテルミサルタンの影響を調べた。糖尿病ラットモデルは高脂肪食を用いて確立したおよびストレプトゾトシン(25mg/kg)と一次ラット冠血管平滑筋細胞(VSMC)を用いて,基礎となる機構を明らかにした。糖尿病ラットはインシュリン抵抗性,体重増加,血圧上昇,増加した血漿トリグリセリドレベルを示した。これら症状はelmisartan処理により改善された。四週間テルミサルタン治療は,血漿アディポネクチンを増加させ,冠状動脈におけるTNF-α発現を減少させた。,テルミサルタンは,AdipoR1とAdipoR2発現を有意に減少させた。高グルコース処理ラット冠状VSMCを用いて,テルミサルタンとPPAR-γアゴニストGW1929はPPAR-γと減少したTNF-α発現を促進し顕著。興味深いことに,テルミサルタンまたはGW1929もAdipoR1とAdipoR2発現の高血糖誘導ダウンレギュレーションを抑制した。さらに,GW9662(PPARγアンタゴニスト)は,AdipoR1とAdipoR2発現に対するテルミサルタンの効果を有意に減少させた。これらの結果は,テルミサルタンは糖尿病ラットにおける冠状動脈インシュリン抵抗性と炎症を改善し効果的に冠動脈とVSMCにおけるPPAR-γの活性化を介してAdipoR1/R2発現をアップレギュレートすることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  血管作用薬・降圧薬の基礎研究 
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