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J-GLOBAL ID：201702282384183963   整理番号：17A1548242

結腸癌細胞に対する強力なバクテリオシンとしてのナイシンのアポトーシス影響【Powered by NICT】

The apoptotic impact of nisin as a potent bacteriocin on the colon cancer cells

著者 (3件)： Ahmadi Shiva (Department of Molecular and Cellular Sciences, Faculty of Advanced Sciences & Technology, Pharmaceutical Sciences Branch, Islamic Azad University (IAUPS), Tehran, Iran) ,  Ghollasi Marzieh (Department of Cell and Molecular Biology, Faculty of Biological Science, Kharazmi University, Tehran, Iran) ,  Hosseini Hamideh Mahmoodzadeh (Applied Microbiology Research Center, Baqiyatallah University of Medical Sciences, Tehran, Iran)
資料名： Microbial Pathogenesis  (Microbial Pathogenesis)
巻： 111  ページ： 193-197  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0489A  ISSN： 0882-4010  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナイシンは発酵の間のLactococcus lactisが産生する34アミノ酸を含む多環ペプチドである。最近,研究者は抗癌ペプチドとしてナイシンを考察した。ここでは,著者らは,結腸癌細胞株におけるアポトーシス刺激に及ぼすナイシンの影響を評価することを目的とした。SW480細胞はナイシンと細胞生存率の矛盾した濃度と同様にbcl-2およびbax遺伝子の発現に曝露し,蛋白質はMTTアッセイ,リアルタイムPCRおよびウェスタンブロット法により調査した。さらに,エチジウムブロミド/アクリジンオレンジ染色はアポトーシス細胞を可視化した。4000、3000、2500および2000μg/mlのナイシンは,mRNAと蛋白質レベル(p<0.05)の両方で有意な抗増殖影響とアポトーシス指数(bax/bcl- 2比)をもたらした。さらに,アポトーシス影響は用量依存的を臭化エチジウム/アクリジンオレンジ(EB/AO)染色後に明らかにした。筆者らの結果は,ナイシンは内因性経路を介してアポトーシスを誘導し,癌細胞死につながる可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *結腸 ,  *アポトーシス ,  リアルタイムPCR法 ,  *結腸腫瘍 ,  乳酸連鎖球菌 ,  *腫瘍細胞 ,  ウェスタンブロット法 ,  *バクテリオシン ,  mRNA ,  タンパク質 ,  ペプチド ,  ポリペプチド
準シソーラス用語： MTT法 ,  細胞生存率 ,  SW480細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ナイシン ,  バクテリオシン ,  アポトーシス ,  大腸癌 ,  プロバイオティック

分類 (3件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  生薬の薬理の基礎研究  (GX06020J) ,  消化器の腫よう  (GH04000D)

物質索引 (1件)： ナイシン

タイトルに関連する用語 (5件)： 結腸 ,  癌細胞 ,  バクテリオシン ,  ナイシン ,  アポトーシス