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J-GLOBAL ID：201702282386869620   整理番号：17A1486270

メチルオイゲノールと選択された酸化的代謝産物はDNA損傷シグナル伝達経路に影響を及ぼし,ヒト結腸腫瘍HT29細胞におけるアポトーシスを誘導する【Powered by NICT】

Methyleugenol and selected oxidative metabolites affect DNA-Damage signalling pathways and induce apoptosis in human colon tumour HT29 cells

著者 (2件)： Groh Isabel Anna Maria (Institute of Food Chemistry and Toxicology, Technical University of Kaiserslautern, Kaiserslautern, Germany) ,  Esselen Melanie (Institute of Food Chemistry, Westfaelische Wilhelms University of Muenster, Muenster, Germany)
資料名： Food and Chemical Toxicology  (Food and Chemical Toxicology)
巻： 108  号： PA  ページ： 267-275  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0937A  ISSN： 0278-6915  CODEN： FCTOD7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 以前食物発癌物質メチルオイゲノールは,複数の細胞株と初代培養肝細胞における細胞毒性及び遺伝毒性であることが分かった。本研究では,言及した問題はメチルオイゲノールと選択された酸化的代謝産物である1′-hydroxymethyleugenol,メチルオイゲノール2′,3′-エポキシドおよび3′-oxomethylisoeugenolはヒト結腸癌HT29細胞株におけるDNA損傷応答を誘発する。特にフローサイトメトリーによる研究は代謝産物は細胞周期のG_2相におけるHT29細胞の蓄積を誘導することを明らかにした。DNA損傷応答はATM(血管拡張性失調症変異)/ATR(ATMとRad3関連)キナーゼの時間遅延りん酸化と2時間の培養後にチェックポイントキナーゼ1,および24時間の培養後にのみ腫瘍抑制蛋白質p53によって特徴づけられる。試験化合物は72まで持続したインキュベーション時間後のカスパーゼ3とポリ-(ADP-リボース)ポリメラーゼの開裂で示されるアポトーシス細胞死を誘導した。さらに,ATM/ATRシグナル伝達カスケードの活性化はある程度へのアポトーシス誘導に寄与するかもしれない。しかし,この関係の解明は,実験による確認を待っている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *DNA損傷 ,  遺伝毒性 ,  培養 ,  *アポトーシス ,  *ヒト ,  フローサイトメトリー ,  p53タンパク質 ,  細胞毒性 ,  *結腸腫瘍 ,  *代謝産物 ,  アリル化合物 ,  フェノールエーテル
準シソーラス用語： カスパーゼ3 ,  DNA損傷応答 ,  細胞株 ,  *HT29細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ATM/ATRシグナル伝達 ,  カスパーゼ3/parp開裂 ,  細胞周期 ,  アルケニルベンゼン ,  食品発癌物質

分類 (2件)： 生薬の薬理の基礎研究  (GX06020J) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

物質索引 (1件)： メチルオイゲノール

タイトルに関連する用語 (9件)： メチルオイゲノール ,  酸化的代謝 ,  DNA損傷 ,  シグナル伝達経路 ,  ヒト ,  結腸腫瘍 ,  HT29細胞 ,  アポトーシス ,  誘導