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J-GLOBAL ID:201702282424069055   整理番号:17A1215312

蛍光検出器と組み合わせた高速液体クロマトグラフィーを用いたフラバン-3-オールのための解析法【Powered by NICT】

An analysis method for flavan-3-ols using high performance liquid chromatography coupled with a fluorescence detector
著者 (4件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 478-487  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3287A  ISSN: 1021-9498  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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プロシアニジンはフラバン-3-オールのファミリー,単量体,(+)-カテキンおよび( )-エピカテキン,及びそれらのオリゴマと重合体から成るに属し,多くの植物由来食品に分布していた。プロシアニジンは多くの有益な生理活性を持つことが報告されている,降圧および抗癌効果など。しかし,プロシアニジンのバイオアベイラビリティは簡便で高感度分析法の欠如のために良く理解されていない。本研究の目的は,食品と生物学的試料中のプロシアニジン含量を決定するための改良法を開発することであった。蛍光検出器と連結した高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いた。(+)-カテキン,( )-エピカテキン,プロシアニジンB2,プロシアニジンC1,シンナムタンニンA2の検出限界(LOD)は3.0×10~ 3ng,4.0×10~ 3ng,14.0×10~ 3ng,18.5×10~ 3ng,及び23.0×10~ 3ngであった;定量限界(LOQs)は10.0×10~ 3ng,29.0×10~ 3ng,28.5×10~ 3ng,54.1×10~ 3ng,及び115.0×10~ 3ngであった。LODとLOQ値は蛍光検出器法の感度は,UV検出器と結合した通常のHPLCのそれよりも約1000倍高いことを示した。三異なる施肥条件下で成長したダイズから調製した黒大豆種子被覆抽出物(BE),すなわち,従来の農業,基肥施用,中耕中のプロシアニジンを測定するために開発した方法を適用した。これらBEにおけるフラバン-3-オールの量は,中耕>基肥施用>慣行農法で減少した。市販BEは250mg/kg体重の用量でマウスに投与し,血液フラバン 3 オール含量を測定した。プラズマ分析からのデータは,四量体オリゴマまでのプロシアニジン検出された及びフラバン-3-オールはプラズマ中で主に共役形で存在することを示した。結論として,著者らはフラバン 3 オールsの分析のための高感度で簡便な分析法を開発し,生体試料中のフラバン 3 オールsのバイオアベイラビリティを調べ,食品素材と植物におけるフラバン 3 オール含有量を測定するためにこの方法を適用した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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ピランの縮合誘導体  ,  植物の生化学  ,  食品の化学・栄養価 
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