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J-GLOBAL ID:201702282434410675   整理番号:17A0986711

グルタチオンとチオレドキシン系はバイオプロセス中の組換モノクローナル抗体鎖間ジスルフィド結合の還元に寄与する【Powered by NICT】

Glutathione and thioredoxin systems contribute to recombinant monoclonal antibody interchain disulfide bond reduction during bioprocessing
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資料名:
巻: 114  号:ページ: 1469-1477  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0019A  ISSN: 0006-3592  CODEN: BIBIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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は2010年に初めて報告されて以来バイオ医薬品製造中の抗体鎖間ジスルフィド結合の還元が注目を集めている。抗体減少は生成物及び還元生成物安定性の消失をもたらした。還元の基礎となる機構を理解するために重要である。今日まで,チオレドキシン系はバイオプロセス中の抗体減少に唯一の寄与因子として報告されている。本研究では,チオレドキシン系に加えて,グルタチオン系は抗体分子を減らすことに関与し,二つの系の寄与は細胞培養プロセスに依存して変化することを示した。グルタチオンとチオレドキシン系の役割は,種々のIgGサブクラスをもつ三つの分子を評価した還元は製造中に観察された:IgG_1,IgG_2,IgG_4を表すmAb A,B,およびmAb Cであった。チオレドキシンとグルタチオン系の両方のための酵素の発現は,三種類全ての細胞株で確認された。阻害剤はそれらの特異性を評価するために精製ほ乳類レダクターゼを用いて評価した。最適化した実験条件は,レダクターゼ活性の測定は各酵素系による還元した抗体の量と同様にからの寄与の両方可能にした。著者らの結果は,基礎となる酵素機構は細胞培養プロセスに依存して異なることを示した;二システムの一つが支配的な機構である可能性がある,または両酵素系が関与している可能性がある。特に,グルタチオン系はmAb削減に寄与する主な項目であったが,チオレドキシン系は,mAb C還元への主要な寄与因子であった。興味深いことに,mAb Bは両酵素系からの有意な減少を経験した。要約すると,著者らはチオレドキシン経路に加えて,グルタチオン系は抗体減少に寄与する第二の主要な経路であり,この知識が支配的な還元機構を標的としたより特異的な抗体還元軽減戦略を開発するために活用できることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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抗原・抗体・補体の生産と応用 
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