抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
360°VR映像を体験可能なヘッドセットが廉価になり,VR映像体験が急速に普及しつつある。本稿では,360°VR映像でよく使われるエクイレクタングラ形式(正距円筒図法)を対象に,画質を落とさずに帯域を削減する符号化制御方式を提案する。まず,天球に射影した画質を基準とする客観評価方式を導入する。次に,符号化時に引き伸ばされている領域の量子化ステップを広げる画面内QP制御を提案する。さらに,主観評価における評価条件についてエキスパートビューイング手順を考察する。提案手法をオープンソースのエンコーダであるx264に実装し,性能評価実験を行った。その結果,10素材平均で5.27%のBD-rate削減(性能改善)を確認した。(著者抄録)