文献

J-GLOBAL ID：201702282447743032   整理番号：17A0818908

シクロプロピル基を有するα-イミノチオエステルの極性転換に続くタンデム開環反応

著者 (3件)： 柳雄介 (三重大 大学院) ,  溝田功 (三重大 大学院) ,  清水真 (三重大 大学院)
資料名： 日本化学会春季年会講演予稿集(CD-ROM)
巻： 97th  ページ： ROMBUNNO.2E6-19  発行年： 2017年03月03日 
JST資料番号： S0493B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我々はこれまでにα-イミノチオエステルに対するアルミニウム反応剤を用いたN上への求核付加反応である極性転換反応が円滑に進行することを見出している。今回,シクロプロピル基を有するα-イミノチオエステルに対して極性転換反応によるN-アルキル化を行った後に,N-クロロスクシンイミドを作用させることで形成するイミニウム塩に対し,様々な求核剤を用いることで,シクロプロパン開環体が良好な収率で得られることを見出したので詳細に報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： 化学反応 ,  *チオエステル ,  *イミド酸 ,  *カルボン酸エステル ,  インモニウム ,  *開環反応 ,  *脂環式化合物 ,  逐次反応 ,  アルキル化 ,  求核試薬
準シソーラス用語： N-アルキル化 ,  *イミノエステル ,  *シクロプロパン誘導体 ,  タンデム反応 ,  位置選択的反応 ,  転換反応【化学反応】

分類 (2件)： 環化反応,開環反応  (CF02050I) ,  シクロプロパン系  (CF04020P)

物質索引 (3件)： N-クロロスクシンイミド ,  α-(4-メトキシフェニルイミノ)シクロプロパンチオ酢酸S-エチル ,  2-(4-メトキシフェニルエチルアミノ)-5-(エチルチオ)-2-ペンテンチオ酸S-エチル

タイトルに関連する用語 (3件)： 極性転換 ,  タンデム ,  開環反応