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J-GLOBAL ID：201702282500266134   整理番号：17A0950222

マスサイトメトリーによる細胞老化の検出のためのβ-ガラクトシダーゼプローブ【Powered by NICT】

A β-galactosidase probe for the detection of cellular senescence by mass cytometry

著者 (8件)： Lumba M. A. (Department of Chemistry, University of Toronto, 80 St. George St., Toronto, Ontario, M5S 3H6 Canada. [e-mail]) ,  Willis L. M. ,  Santra S. ,  Rana R. ,  Schito L. ,  Rey S. ,  Wouters B. G. ,  Nitz M.
資料名： Organic & Biomolecular Chemistry  (Organic & Biomolecular Chemistry)
巻： 15  号： 30  ページ： 6388-6392  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0499C  ISSN： 1477-0520  CODEN： OBCRAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 質量サイトメトリー(MC)は,フローサイトメトリーの細胞分解能を組み合わせた誘導結合プラズマ質量分析(ICP MS)の同位体分解能を有する強力な方法である。この組み合わせは理論的に単一細胞レベルで>80種類のパラメータの同時定量を可能にし,不均一な細胞集団の深部プロファイリングを可能にした。MCに利用できる試薬の大部分は重金属同位体で標識した抗体,静的バイオマーカーの定量を可能にした。これら試薬を補完するため,MCと互換性のある細胞代謝の小分子レポーターを開発した。ここでは,細胞老化を検出できるβ-ガラクトシダーゼ活性のプローブを報告した。ガラクトシドプローブはテルロフェンレポーター基を含み,加水分解した場合,キノンalkideを生成する。反応性アルキル化剤は局所求核試薬との共有テルロフェン含有複合体を形成し,個々の細胞におけるβ-ガラクトシダーゼ活性の定量を可能にした。ジフルオロメチルとmonofluoroethylキノンalkide生成弾頭はそれらの活性を調べ,in vitroおよびin vivoで比較した。ジフルオロメチル誘導体はin vitroで高いテルル標識を与えることとキノンメチドたアミンよりもチオールに対してより反応性であることを示した。in vivoジフルオロメチル誘導体は一般的に使用される蛍光老化プローブC_12FDGに匹敵する選択性を示す老化細胞を標識することに成功した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *フローサイトメトリー ,  *細胞老化 ,  *プローブ ,  *β-ガラクトシダーゼ ,  細胞生理 ,  ICP-MS分析 ,  同時定量 ,  標識 ,  バイオマーカー ,  遺伝学実験技術 ,  ガラクトシド ,  フッ素化 ,  メチル化 ,  チオール
準シソーラス用語： 質量サイトメトリー ,  細胞分解 ,  誘導結合プラズマ質量分析 ,  同位体分解能 ,  重金属同位体 ,  レポーターアッセイ ,  ジフルオロメチル化

分類 (3件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  分析機器  (CC02020S)

物質索引 (3件)： テルロフェン ,  2-(ジフルオロメチル)-4-[[3-(テルロフェン-2-イル)プロパノイル]アミノ]フェニルβ-D-ガラクトピラノシド ,  2-(1-フルオロエチル)-4-[[3-(テルロフェン-2-イル)プロパノイル]アミノ]フェニルβ-D-ガラクトピラノシド

タイトルに関連する用語 (4件)： マスサイトメトリー ,  細胞老化 ,  β-ガラクトシダーゼ ,  プローブ