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J-GLOBAL ID:201702282521274336   整理番号:17A1008098

ウシ体外受精由来胚の卵割形態が胚の発生および新鮮胚移植の受胎率に及ぼす影響

著者 (6件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 73-80  発行年: 2017年05月30日 
JST資料番号: Y0210B  ISSN: 1341-2965  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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倒立顕微鏡と個別管理培養ディッシュを用いた簡易な胚の形態観察の有効性を明らかにするために,OPU-IVFにより生産した体外胚を5つの指標で分類し,胚盤胞発生率,移植可能胚(生産胚)率および新鮮胚移植の受胎率に及ぼす影響について調べた。実験にはOPU由来の未成熟卵子を用いた。胚は5つの指標を用いて選別した。指標1を体外受精開始後27時間目に,指標2から4を体外受精開始後31時間目に,指標5を体外受精開始後55時間目に観察して行った。指標1:2細胞期の胚と1細胞期または3細胞期以上の胚,指標2:卵割率が50%未満で31時間目に50%以上となった培養シャーレを対象とし,2細胞期の胚と1細胞期または3細胞期以上の胚,指標3:2細胞期と1細胞期または3細胞期以上の胚,指標4:2細胞期の胚を対象とし,均等な2細胞期の胚と不均等な2細胞期またはフラグメントを有する2細胞期の胚,指標5:8細胞期以上の胚と,8細胞期未満の胚にそれぞれ分類した。指標1+3+4+5で選別した新鮮胚移植の受胎率は,61.9%であった。第1卵割が遅れる胚については,体外受精開始から31時間目に第1卵割の形態を観察し,選別することで胚盤胞発生能の高い胚の選別が可能であることが示された。OPU-IVFにより生産した体外胚を用いて子牛を生産する場合は,第1卵割の早い胚を選択して移植に用いるべきであると考えられた。
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分類 (2件):
分類
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繁殖管理  ,  牛 
引用文献 (9件):
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