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J-GLOBAL ID：201702282537696388   整理番号：17A1407434

結合多電極アレイによるベントナイト中の銅腐食のモニタリング

Monitoring copper corrosion in bentonite by means of a coupled multi-electrode array

著者 (3件)： KOSEC Tadeja (Slovenian National Building and Civil Engineering Inst., Ljubljana, SVN) ,  HREN Miha (Slovenian National Building and Civil Engineering Inst., Ljubljana, SVN) ,  LEGAT Andraz (Slovenian National Building and Civil Engineering Inst., Ljubljana, SVN)
資料名： Corrosion Engineering, Science and Technology  (Corrosion Engineering, Science and Technology)
巻： 52  号： S1  ページ： 70-77  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0684A  ISSN： 1478-422X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 北欧とカナダの高レベル放射性廃棄物処理において,核廃棄物処理容器材料としてCuが検討されている。ベントナイト中の高放射性廃棄物処分における腐食初期をシミュレーションし,わずかに塩分の多い酸性条件環境におけるCuの腐食プロセスを結合多電極アレイ(CMEA)によって監視した。さらに電気化学インピーダンス分光(EIS)測定を実施した。直径1.4mmのCu棒を間隔1.2mmで5×5個マトリックス状に絶縁基板に並べたCMEAを,ベントナイトを懸濁した模擬地下水中に29日間浸漬して電流変化を測定した。CMEAによって測定されたアノード電流は,腐食速度が時間と共に減少することを示した。最大の陽極活性は電極間で変動したが,平均の陽極活性は浸漬時間と共に低下し,60μm/cm²であった。酸性条件下での地下水溶液中のベントナイトスラリーに浸漬されたCU電極上には明確な局部腐食は見られなかった。この観察およびCMEA測定によれば,支配的なプロセスは不均一な一般腐食であると結論付けることができる。

シソーラス用語： アレイ回路 ,  電極 ,  *銅 ,  ベントナイト ,  監視 ,  北欧諸国 ,  カナダ ,  高レベル廃棄物 ,  放射性廃棄物処理 ,  コンテナ ,  *深地層処分 ,  シミュレーション ,  塩分 ,  酸性 ,  地下水 ,  インピーダンス法【腐食】 ,  間隔 ,  懸濁液 ,  浸漬 ,  アノード ,  腐食電流 ,  腐食速度 ,  時間依存性 ,  活性 ,  局部腐食 ,  全面腐食 ,  不均一性 ,  *腐食
準シソーラス用語： 多電極アレイ

分類 (2件)： 腐食  (WB03030B) ,  放射性廃棄物  (MB05000Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 多電極アレイ ,  ベントナイト ,  銅 ,  腐食 ,  モニタリング