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J-GLOBAL ID:201702282560481682   整理番号:17A0822087

赤色果実のトマト野生種由来の果実の揮発性QTLの同定,遺伝子移入と検証

Identification, introgression, and validation of fruit volatile QTLs from a red-fruited wild tomato species
著者 (16件):
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巻: 68  号:ページ: 429-442  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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揮発性有機化合物(VOC)は,トマト育種の主要目標である果実フレーバーの主な決定要因である。本研究では,トマト(Solanum lycopersicum)と赤色果実の野生種(S.pimpinellifolium)との交配に由来する組換自殖系統を供試して,異なる3シーズンにおけるVOCに関する特性解析を行った。その結果,297の一塩基多型(SNP)からなる遺伝的連鎖地図を構築して,39の異なるVOCに対応する102個のQTLが明らかとなった。トマト野生種の対立遺伝子は,トマト好きには望ましいと考えられるアポカロテノイド揮発性QTLの多くに正の効果を及ぼしたので,果実フレーバーの育種に貴重な遺伝資源となることが示唆された。トマト野生種由来の85のVOC QTLをカバーする12の遺伝子移入系統が育成された。こうした結果は,今後の栽培トマトにおける果実フレーバー/アロマ育種に有用となろう。
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分類 (2件):
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野菜  ,  遺伝子の構造と化学 

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