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J-GLOBAL ID：201702282593578892   整理番号：17A1557528

マーカー投影による多体運動学最適化は上腕骨回転運動学の精度を改善する【Powered by NICT】

Multibody kinematics optimization with marker projection improves the accuracy of the humerus rotational kinematics

著者 (5件)： Begon Mickaeel (Department of Kinesiology, Universite de Montreal, Montreal, QC, Canada H3C 3J7) ,  Belaise Colombe (Department of Kinesiology, Universite de Montreal, Montreal, QC, Canada H3C 3J7) ,  Naaim Alexandre (CIC INSERM 1432, Plateforme d’Investigation Technologique, CHU Dijon, France) ,  Lundberg Arne (Karolinska Institutet, Stockholm, Sweden) ,  Cheze Laurence (Univ Lyon, Universite Lyon 1, IFSTTAR, LBMC UMR_T9406, F69622, Lyon, France)
資料名： Journal of Biomechanics  (Journal of Biomechanics)
巻： 62  ページ： 117-123  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0632A  ISSN： 0021-9290  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アーム上に置かれたマーカーは,大きい軟部組織アーチファクト(STA)を受ける。前腕上のマーカーを用いて,多体運動学最適化(MKO)は,その長手方向の回転を特に腕の運動学の精度を改善する。しかしSTAの有害な効果は持続し,他のセグメント推定に影響するかもしれない。目的は,座標の局所システムの要求された軸上にマーカーの投影を用いた革新的な多体運動学最適化アルゴリズムを提示し,この自由度に及ぼすそれらの有害な効果を相殺することであった。上腕骨に挿入された皮質内ピンに,皮膚(肩甲骨,腕と前腕)とこれに続くカフ(腕と前腕)上のマーカーを装備した四人の被験者が解析,日常生活,スポーツと運動範囲作業を行った。肩運動学は,1)ピンマーカー(参照),2)単体最適化,3)MKO,4)全腕マーカーの投影によるMKOおよび5)腕マーカーの選択の投影によるMKOを用いて推定した。2 4は皮膚と板上に置かれたマーカーに適用した。主な知見は,多体運動学最適化は40 50%の精度を改良し,カフマーカーまたは皮膚マーカーの選択(しかし全ての上腕骨内側上か)に適用した場合の射影アルゴリズムは,余分な20%を添加したことであった。射影アルゴリズムは,多体と単体最適化より優れた挙動を示し,板上に置かれたマーカーを用いた。上腕骨方位の誤差は最終的に5°以下であることを半分に減少した。結論として,この革新的なアルゴリズムは,正確な上肢運動学を評価するための有望な方法である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： アーム ,  スポーツ ,  上肢 ,  肩甲骨 ,  軟部組織 ,  射影 ,  *最適化 ,  アーチファクト ,  アルゴリズム ,  自由度 ,  *上腕骨 ,  前腕 ,  皮質
準シソーラス用語： 日常生活 ,  被験者 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 上肢 ,  多体運動学最適化 ,  マーカー射影アルゴリズム

分類 (1件)： 筋骨格系・皮膚モデル  (EL02040R)

タイトルに関連する用語 (6件)： マーカー ,  投影 ,  運動学 ,  最適化 ,  上腕骨 ,  回転運動