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J-GLOBAL ID:201702282599552149   整理番号:17A0747189

Clostridium beijerinckii spo0A変異体の特性化と酪酸ブチル生産への応用【Powered by NICT】

Characterization of a Clostridium beijerinckii spo0A mutant and its application for butyl butyrate production
著者 (9件):
資料名:
巻: 114  号:ページ: 106-112  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0019A  ISSN: 0006-3592  CODEN: BIBIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Spo0Aは,Clostridium beijerinckiiのような溶剤生産性Clostridium種の代謝シフトを支配する主要な調節因子である。その破壊は,細胞生理と同様に代謝パターンの有意な変化を引き起こす可能性がある。C.beijerinckiiにおけるspo0A破壊の特異的効果を調べるために,C.beijerinckiiのspoOA変異株は本研究で特性化した。6.5でのpH制御によるバッチ発酵では,spoOA変異株は60g/Lのグルコースから8.96g/Lと3.32g/Lまで酪酸及びブタノールを蓄積した。有意な濃度で酪酸及びブタノールの両方を蓄積spoOA変異株のユニークな表現型に着目し,酵素リパーゼの存在下でABE発酵中の酪酸及びブタノールの縮合により形成されることを酪酸ブチルの生産のためのspoOA変異株を用いることにした。ブチル酪酸は食品及び香料工業において多くの用途を持つことを付加価値化学品である。さらに,バイオ燃料として酪酸ブチルはジェットA≒1航空灯油と互換性とバイオディーゼル濃縮に使われている。リパーゼCalBの添加で抽出剤としてヘキサデカンを用いた小規模抽出バッチ発酵の初期試験では,spoOA変異株は酪酸蓄積による酸衝突に供した,わずか98mg/L酪酸ブチルを生成した。酪酸毒性を軽減するために,二相媒体は10g/L CaCO_3と5g/Lのブタノールを添加した。ブチル酪酸産生は,ヘキサデカン層中の2.73g/Lまで増加した。連続撹はんは酪酸ブチルのエステル化および抽出を向上させるために行ったところ,3.32g/L酪酸ブチルは,ヘキサデカン層で得られた。本研究では,同時ABE発酵,凝縮,及び抽出による酪酸ブチル生産のためのC.beijerinckii spoOA変異株の使用を実証した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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微生物代謝産物の生産  ,  代謝と栄養 
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