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J-GLOBAL ID：201702282619312823   整理番号：17A1921543

PC造による大型マルチテナント型物流施設の開発 GLP吹田の構造設計コンセプトから

著者 (1件)： 武田啓志 (デロイトトーマツPRS)
資料名： セメント・コンクリート  (Cement & Concrete)
号： 850  ページ： 20-29  発行年： 2017年12月10日 
JST資料番号： F0277A  ISSN： 0371-0718  CODEN： SKONA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プレキャストプレストレストコンクリート造による免震建物からなる大型物流施設を設計した。構造設計の視点から物流施設とPC免震の相性に触れると共に,同構造物の設計コンセプトを紹介したものである。建物の規模は全長253m×168m,延べ面積16万超m²,地上4階建てである。同物流施設は規則正しいグリッド構成で経済性があり,ロングスパンと高い階高も実現した。そして建物は仕上げが不要で,長期的な運用が可能等の特徴を有している。この免震建物は地震時の揺れがゆっくりで緩やかで,建物自体には大きな力が働かない。このため構造の損傷や室内保管商品の荷崩れ被害は,最小限度に抑えることができる。PC免震は耐震性能や耐久性に優れ,大型物流施設との相性が良い構造物である。

シソーラス用語： 耐震性 ,  耐久性 ,  物的流通 ,  *構造設計 ,  *免震構造 ,  *プレキャストコンクリート構造 ,  *プレストレストコンクリート構造 ,  *流通センタ ,  大阪府 ,  大スパン構造
準シソーラス用語： GLP吹田

分類 (2件)： 工場,発電所,運輸・倉庫建築  (RB05060R) ,  コンクリート構造  (RA04030A)

タイトルに関連する用語 (9件)： PC ,  大型 ,  マルチ ,  テナント ,  物流施設 ,  開発 ,  GLP ,  吹田 ,  設計コンセプト