抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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機械学習を利用した画像解析が最近,格段の進歩を遂げた。こうした手法を固体物理に応用する試みが始まっている。本稿では,多層たたみ込みネットワーク(CNN)を用いた機械学習である深層学習に基づく画像認識のしくみを説明した後に,3次元トポロジカル絶縁体を例にして,実際の物理系への応用について述べた。バンド中心の固有関数から計算した3次元トポロジカル絶縁体の確率密度,3次元トポロジカル絶縁体が示すさまざまな相の固有関数の模式図,深層学習により決定した3次元トポロジカル絶縁体の相図を提示した。興味深いことに,相図の相境界ではディラック半金属が実現していることが確認された。