StanForD2010で記述形式が定められている情報の種類(データ項目)はSkogforskがオンラインで公表しているIntroduction to StanForD2010(Skogforsk2015)に詳しいが,ここでは主要なデータ項目とその活用状況について紹介する。特に,StanForD2010で記述形式が変更されたことで集計や分析の自由度が高まり,活用の可能性が広がったデータ項目について重点的に紹介した。なお,StanForD2010のもう1つの特徴として,旧StanForDにはなかったフォワーダとのコミュニケーションのためのデータ項目が追加されたことが挙げられる。