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J-GLOBAL ID：201702282907824690   整理番号：17A1908499

木製校倉式構造物における控材の現状配置と千鳥配置の比較載荷実験

Loading tests of present arrangement and staggered arrangement of notch material of the Azekura wooden structures

著者 (3件)： 田次慶久 (コシイプレザービング) ,  石川芳治 (東京農工大) ,  志田一夫 (コシイプレザービング)
資料名： 砂防学会誌  (新砂防)
巻： 70  号： 4  ページ： 13-17  発行年： 2017年11月15日 
JST資料番号： G0196A  ISSN： 0286-8385  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 治山・治水構造物の一つである木製校倉式構造物は,木製部材からなる壁材(横材)と控材(縦材)を井桁構造に組み立て,その中に土石を充填した重力式の構造物である。堤高が4,5mとなる場合,上下流方向の下端部には3~4mの長尺の控え材が必要になり,入手に時間と費用がかかることとなる。本論文は,控材を短尺・千鳥配置にした場合の影響を実験的に評価し,変位しはじめ荷重は小さくなるが,最大変位量は明確な差異がないことを確認するとともに,現行構造と同等の耐荷力を有すると判断した。

シソーラス用語： *木構造 ,  載荷試験 ,  圧縮強さ ,  治山 ,  配置 ,  壁材 ,  数値 ,  耐荷力 ,  *砂防ダム
準シソーラス用語： 控材 ,  校倉造 ,  変位量 ,  *治山ダム

分類 (2件)： 河川工事  (RC12030X) ,  木構造  (RA04020P)

引用文献 (5件)：

• 石川芳治・田次慶久 (2010) : 木製校倉式壁材の押し抜き抵抗実験, 木材利用研究論文報告集 9, p.29-35
• 林野庁 (2016) : 森林土木木製構造物設計等指針及び森林土木木製構造物設計等指針の解説等, p.49
• 社団法人土木学会 (2017) : 土木技術者のための木材工学入門, p.23-58, p.125-126
• 社団法人日本治山治水協会 (2009) : 平成21年版治山技術基準解説総則・山地治山編, p.186-187
• 吉田宰・石川芳治・辻本吉寛・田次慶久 (2015) : 木製治山・治水構造物に用いた圧縮・加圧注入処理木材の劣化速度と凍結融解の影響, 砂防学会誌, Vol.68, No.3, p.11-21

タイトルに関連する用語 (4件)： 構造物 ,  現状 ,  千鳥配置 ,  載荷実験