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J-GLOBAL ID：201702282932751784   整理番号：17A0475773

カルボキシメチルセルロースバインダはLi-S電池用の硫化ポリアクリロニトリル陰極の高率性能を可能にする【Powered by NICT】

Carboxymethyl cellulose binders enable high-rate capability of sulfurized polyacrylonitrile cathodes for Li-S batteries

著者 (4件)： Li Yang (School of Chemistry and Molecular Biosciences, University of Queensland, St Lucia Brisbane, QLD 4072, Australia. [e-mail]) ,  Zeng Qingcong (Ray) ,  Gentle Ian R. ,  Wang Da-Wei
資料名： Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability  (Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability)
巻： 5  号： 11  ページ： 5460-5465  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0204B  ISSN： 2050-7488  CODEN： JMCAET  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Li-S電池は,その高い理論的比エネルギーのために,近年においてますます関心を集めている。しかし,硫黄カソードのサイクルとレート性能は悪名高いポリスルフィド溶解とその低伝導率により顕著に障害された。共有結合した硫黄鎖を含む硫化炭素材料は,Li-S電池用の比較的良好な安定性を示した。本研究では,ポリアクリロニトリルの加硫による誘導された硫化炭素陰極の高レート性能の改善を報告した。硫化ポリアクリロニトリル(SPAN)電極のカソード結合剤としてポリ(ビニルピロリドン)(PVDF)とナトリウムカルボキシメチルセルロース(NaCMC)を比較した。NaCMCバインダーを用いたSPANカソードは,0.9Cレート(1C=1675mAのhg~( 1))および5Cレートで677mAhg g~( 1)の容量で450サイクル後に938mAhg g~( 1)の能力を示した。両性能はPVDFバインダを用いたSPANカソードのそれより優れている。この結果は硫化炭素のCレート性能を改善するための水溶性酸素含有バインダーを使用することの実現可能性を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *硫化 ,  粘結剤 ,  硫黄 ,  共有結合 ,  *ポリアクリロニトリル ,  ポリフッ化ビニリデン ,  ポリスルフィド ,  硫化炭素 ,  水溶性 ,  溶解 ,  *電池 ,  加硫
準シソーラス用語： 伝導率 ,  比エネルギー ,  *リチウム硫黄電池 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (4件)： Li-S電池 ,  硫化 ,  ポリアクリロニトリル ,  陰極