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J-GLOBAL ID：201702282997973235   整理番号：17A0486596

産廃処理行政の制度的課題 不法投棄にどう対処するか

著者 (1件)： 長岡文明 (BUN環境課題研修事務所)
資料名： 都市問題  (Journal of the Tokyo Institute of Municipal Research)
巻： 108  号： 4  ページ： 106-115  発行年： 2017年04月01日 
JST資料番号： S0255A  ISSN： 0387-3382  CODEN： TOMOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 不法投棄とは,廃棄物処理法第16条で「何人も,みだりに廃棄物を捨ててはならない」と規定されている罰則の対象となる違反行為である。この条文を適用するには,3つの要素が必要とされている。それは「みだり性」「廃棄物」「捨てる」の概念である。このような不法投棄から「原状回復」が求められる。原状回復の優先順位としては,1)投棄した本人,2)廃棄物の排出者,3)土地の所有者,4)行政となる。そして,事象が「不法投棄」となった事案については,犯罪(刑事)という面と,原状回復(民事)という二面で検討する必要がある。

シソーラス用語： *産業廃棄物 ,  廃棄物処理 ,  *犯罪 ,  *防止 ,  地域政策 ,  *回復 ,  修復活動 ,  地方自治体 ,  管理者
準シソーラス用語： *不法投棄 ,  原状回復

分類 (1件)： 産業廃棄物処理  (SC05040Z)

引用文献 (4件)：

• 多谷千香子著「廃棄物・リサイクル・環境事犯をめぐる101問」改訂版、立花書房、2006年
• 中村明、他著「環境・医事犯罪」東京法令出版、1999年
• 城祐一郎著「特別刑事法犯の理論と捜査(2)」立花書房、2014年
• 「行政処分の指針について」環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課長通知、平成25年3月29日環廃産発第1303299号

タイトルに関連する用語 (5件)： 産廃処理 ,  行政 ,  制度 ,  不法投棄 ,  対処