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J-GLOBAL ID:201702283011534055   整理番号:17A0370634

ヒト臍帯のウォートンジェリー由来間葉系幹細胞を用いた気管軟骨再生のためのrhTGFβ3カプセル化したP(LLA CL)/コラーゲンナノ繊維の可能性の評価【Powered by NICT】

Evaluation of the potential of rhTGF- β3 encapsulated P(LLA-CL)/collagen nanofibers for tracheal cartilage regeneration using mesenchymal stems cells derived from Wharton’s jelly of human umbilical cord
著者 (11件):
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巻: 70  号: P1  ページ: 637-645  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0574A  ISSN: 0928-4931  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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気管損傷は修復のための気管軟骨の貧弱な固有の能力のため,臨床医学における主要な挑戦的な課題の一つである。組織工学は発電置換気管構造による気管欠損の治療のための代替法を提供する。本研究では,コア-シェルナノ繊維足場は,ウシ血清アルブミンとrhTGFβ3(組換ヒト形質転換成長因子-β3)をカプセル化気管軟骨再生のためのナノ繊維のコアに作製した。コア-シェルナノ繊維足場の特性化を走査電子顕微鏡(SEM),透過型電子顕微鏡(TEM),レーザ走査共焦点顕微鏡(LSCM),引張機械的試験により行った。rhTGFβ3は約2か月間持続と安定に足場から放出された。放出されたrhTGFβ3の生物活性は軟骨細胞によるII型コラーゲン(COL2)とグリコサミノグリカン(GAG)の合成に及ぼすそれの影響により評価した。結果はその生物活性は放出過程中に保持されたことを示唆した。ヒト臍帯(WMSCs)のウォートンジェリー由来間葉系幹細胞の増殖と形態分析は,作製したナノ繊維足場の良好な生体適合性を示した。一方,コア-シェルナノ繊維足場上で培養したWMSCsの軟骨形成分化は,リアルタイムqPCR,組織学的染色により評価した。結果はrhTGFβ3を有するコア-シェルナノ繊維足場はWMSCsの軟骨形成分化能力を促進する可能性があることを示唆した。WMSCsは組織工学気管軟骨の構築において有望な種子細胞である可能性がある。全体として,コア-シェルナノ繊維足場はrhTGFβ3のための効果的なデリバリーシステムであるかもしれないと気管軟骨再生のための有望な組織工学足場として機能した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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医用素材  ,  細胞生理一般 

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