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J-GLOBAL ID：201702283034520428   整理番号：17A1161631

南アメリカ粒アマランス(Amaranthus caudatus)の不完全な栽培化のゲノム及び表現型の証拠【Powered by NICT】

Genomic and phenotypic evidence for an incomplete domestication of South American grain amaranth (Amaranthus caudatus)

著者 (3件)： Stetter Markus G. (Institute of Plant Breeding, Seed Science and Population Genetics, University of Hohenheim, Fruwirthstrasse 21, D-70599, Stuttgart, Germany) ,  Mueller Thomas (Institute of Plant Breeding, Seed Science and Population Genetics, University of Hohenheim, Fruwirthstrasse 21, D-70599, Stuttgart, Germany) ,  Schmid Karl J. (Institute of Plant Breeding, Seed Science and Population Genetics, University of Hohenheim, Fruwirthstrasse 21, D-70599, Stuttgart, Germany)
資料名： Molecular Ecology  (Molecular Ecology)
巻： 26  号： 3  ページ： 871-886  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2684A  ISSN： 0962-1083  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 栽培化症候群はそれらの野生祖先から作物を区別する表現型変化を含んでいた。二推定栽培化形質のゲノム変異と表現型分化アマランス穀粒Amaranthus caudatusの種子サイズと種子色,南アメリカの古代作物とその二つの密接な近縁野生種と推定祖先A.hybridusおよびA.quitensisを比較した。配列決定(GBS)による遺伝子型決定を用いたアンデス地域からの三種の遺伝子型119系統は二近縁種から栽培A.caudatusの強い遺伝的分化を明らかにした9485のSNPをもたらした。A.quitensisおよびA.hybridus系統はそれらの種指定によるクラスター化しなかったが,エクアドルおよびペルーにおけるそれらの地理的起源に従った混合群を形成した。A.caudatusはその近縁種よりも高い遺伝的多様性を持ち,強いボトルネックの非存在または高レベル最近の遺伝子流のと一致するそれらの近縁野生種と多型性の高い割合を共有していた。ゲノムサイズと種子サイズは,A.caudatusとその近縁種間で有意差はなかったが,ボリビアからのA.caudatusの遺伝的に異なる群は有意に大きな種子を持っていた。白粒色のためのヒト培養と選択の長い歴史にもかかわらず,A.caudatusは弱いゲノムおよび表現型栽培化症候群を示し,弱い選択または重要な栽培化形質の固定を阻害することをその同所性近い野生近縁種からの高レベルの遺伝子の流れのため,不完全栽培作物種であることを提案したと結論した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 遺伝子型 ,  クラスタ化 ,  *表現型 ,  ヒト ,  分化 ,  *ヒユ属 ,  農作物 ,  *栽培 ,  変異 ,  *ゲノム ,  遺伝
準シソーラス用語： 遺伝子流動 ,  近縁種 ,  野生種 ,  *栽培化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Amaranthus ,  栽培化 ,  フローサイトメトリー ,  遺伝的多様性 ,  配列決定による遺伝子型決定 ,  オーファン作物

分類 (2件)： 稲作  (FC03020C) ,  進化論一般  (EC03010Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： 南アメリカ ,  アマランス ,  Amaranthus ,  栽培化 ,  ゲノム ,  表現型 ,  証拠