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J-GLOBAL ID：201702283100458184   整理番号：17A0988363

metabarcodingにより明らかにされたカエデ(Acer)に共存する葉円錐ガ(Caloptilia)の群集による時間的および敵ニッチ利用のパターン【Powered by NICT】

Patterns of temporal and enemy niche use by a community of leaf cone moths (Caloptilia) coexisting on maples (Acer) as revealed by metabarcoding

著者 (2件)： Nakadai Ryosuke (Center for Ecological Research, Kyoto University, Hirano 2-509-3, Otsu, Shiga, 520-2113, Japan) ,  Kawakita Atsushi (Center for Ecological Research, Kyoto University, Hirano 2-509-3, Otsu, Shiga, 520-2113, Japan)
資料名： Molecular Ecology  (Molecular Ecology)
巻： 26  号： 12  ページ： 3309-3319  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2684A  ISSN： 0962-1083  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 草食性昆虫の多様性はしばしば宿主植物多様性の関数と考えられている。しかし,最近の研究は,同じ宿主植物(s)を用いて密接に関連した草食動物の多くの例を明らかにした,宿主植物の分配は生成機構多様性がないことを示唆した。共有ホスト草食動物は,同じ植物の異なる部分を利用する可能性があるが,そのような資源分配はされないことが多い;,共存する密接に関連した草食動物を可能にする因子はまだほとんど調べられていない。生物季節学または天敵の分配はカエデ(Acer;ムクロジ科)と関連した葉円錐ガ(Caloptilia;ホソガ科)の共存を説明する可能性があるかどうかを調べた。九カエデ種に見出された10同所性Caloptilia種の幼虫活性は全13サンプリング事象の各2 3週間をモニターし,内部寄生バチに対する広範な探索はハイスループット配列決定を用いて行った。ブロッキングプライマーはガ組織内スズメバチ幼虫の検出を容易にするために使用した。Caloptilia種間には相当な生物季節学的重複がないことを認め,7月と10月に二つの明確なピークを持つ。共存Caloptilia種も大きく重複した捕食寄生者の群集を持っていた;全13コバチとichneumonスズメバチ種は,全体の寄生率46.4%での非特異的様式でCaloptiliaを攻撃した。共存は本研究では説明できない因子により促進される可能性があるが,ニッチ分割は,共有宿主上に共存する安定に密接に関連した草食動物に必要ではないことが明らかになった。資源分割なしの共起は,植食性昆虫は増加した種の豊富さを付加的な軸を提供するかもしれない。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 昆虫類 ,  幼虫 ,  *円錐 ,  寄生バチ ,  ホソガ科 ,  資源割付 ,  植食性
準シソーラス用語： 植食昆虫 ,  寄生率 ,  捕食寄生者 ,  スズメバチ類 ,  フェノロジー ,  草食動物 ,  寄主植物 ,  *ニッチ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 密接に関連した種 ,  草食性昆虫 ,  metabarcoding ,  寄生 ,  生物季節学 ,  種共存

分類 (1件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (7件)： カエデ ,  Acer ,  共存 ,  葉 ,  円錐 ,  群集 ,  ニッチ