抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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システム性能は,多様なシステム構成要素に加えシステムの利用状況の影響も受ける。それ故,性能問題の原因も多様であり,その検出や是正は難しい。結果として,性能問題はシステム開発終盤になって顕在化する傾向が強い。開発過程で性能問題を作り込んでしまうことと,その問題検出が遅いということの2点について要因分析を行い,対策を立案した。対策は開発工程全般にわたる四つのステップに整理し,これを性能品質確保戦略として定義した。取引管理システム(後続稼働)プロジェクトで性能品質確保戦略を実践し,機能品質実現と同時に性能品質実現を達成することができた。性能品質を確保するためにはシステム開発全工程を通じ戦略的に性能を管理することが有効である。(著者抄録)