文献

J-GLOBAL ID：201702283147080502   整理番号：17A1464847

腫瘍の免疫回避から回復させる新たな機構としての免疫調節マイクロRNA【Powered by NICT】

Immune modulatory microRNAs as a novel mechanism to revert immune escape of tumors

著者 (1件)： Seliger Barbara (Martin-Luther University Halle-Wittenberg, Institute of Medical Immunology, Magdeburger Str. 2, 06112 Halle, Germany)
資料名： Cytokine & Growth Factor Reviews  (Cytokine & Growth Factor Reviews)
巻： 36  ページ： 49-56  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0733A  ISSN： 1359-6101  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 腫瘍は免疫認識を回避する種々の戦略を開発した。これは古典的および非古典的ヒト白血球抗原(HLA),共抑制または共刺激分子としてのインターフェロンシグナル伝達経路の構成要素の発現変化に起因する可能性がある。さらに,腫瘍微小環境における変化は負に抗腫瘍免疫応答と免疫エフェクター細胞と専門の抗原提示細胞の頻度と活性(APC)を妨害するが,免疫抑制細胞の数は増加した。最近,遺伝子発現の転写後調節における重要なプレイヤーとして知られる同定されたマイクロRNA(miRNA)は特異的に異なる起源の腫瘍で発現しており,腫瘍から分泌されるナノ小胞に存在することが示された。腫瘍抑制と発癌可能性を示すだけでなく,免疫調節機能。本レビューでは,腫瘍における免疫調節分子の転写後制御におけるmiRNAの役割とエキソソーム,予後バイオマーカーと新しい治療標的を示す可能性に焦点を当てた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 遺伝子発現 ,  インターフェロン ,  発癌 ,  *腫瘍 ,  抗原提示細胞 ,  ヒト白血球抗原 ,  バイオマーカー ,  免疫抑制 ,  腫瘍免疫
準シソーラス用語： 治療標的 ,  エキソソーム ,  転写後調節 ,  *マイクロRNA ,  *免疫修飾 ,  *免疫回避 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 免疫回避 ,  腫瘍 ,  転写後調節 ,  マイクロRNA

分類 (2件)： 腫ようの免疫療法  (GE03035B) ,  腫よう免疫  (ED03040A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 腫瘍 ,  免疫回避 ,  回復 ,  免疫調節 ,  マイクロRNA