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J-GLOBAL ID：201702283162553357   整理番号：17A1992695

Bifidobacterium breve YIT 4014^T株におけるガラクトオリゴ糖利用に関与する遺伝子の同定

Identification of genes involved in galactooligosaccharide utilization in Bifidobacterium breve strain YIT 4014^T

著者 (6件)： SOTOYA Hidetsugu (Yakult Central Inst., Tokyo, JPN) ,  SHIGEHISA Akira (Yakult Central Inst., Tokyo, JPN) ,  HARA Taeko (Yakult Central Inst., Tokyo, JPN) ,  MATSUMOTO Hoshitaka (Yakult Central Inst., Tokyo, JPN) ,  HATANO Hiroshi (Yakult Central Inst., Tokyo, JPN) ,  MATSUKI Takahiro (Yakult Central Inst., Tokyo, JPN)
資料名： Microbiology  (Microbiology)
巻： 163  号： 10  ページ： 1420-1428  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： E0043A  ISSN： 1350-0872  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Bifidobacterium breve YIT 4014^T株におけるガラクトオリゴ糖(GOS)の主成分であるガラクトシルラクトース(GL)の部分3′-GLと6′-GLの利用に関与している遺伝子を同定した。ATP結合カセット輸送体とβ-ガラクトシダーゼの溶質結合蛋白質(SBP)を含むBBBR_RS2305-2320遺伝子座は,3′-GLと6′-GLの利用過程においてアップレギュレートし,3′-GLと6′-GLの利用において重要な役割を果たすことを示した。表面プラスモン共鳴解析の結果,SBPは6′-GLに対してより強い結合性を示した。以上の知見は,ヒトの腸管におけるビフィズス菌によるプレバイオティクスGOSの利用の分子的理解を向上させた。標的とするオリゴ糖に対するビフィズス菌の利用の分子機構は,プレバイオティクスの開発と評価の間に考慮する必要があった。

シソーラス用語： *ビフィズス菌 ,  *ガラクトシド ,  *少糖類 ,  *代謝 ,  グリコシル化 ,  *遺伝子座 ,  プラズマ共鳴 ,  ABC輸送体 ,  タンパク質 ,  β-ガラクトシダーゼ ,  機構 ,  腸 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  二糖類 ,  ピラノシド
準シソーラス用語： *Bifidobacterium breve ,  *ガラクトオリゴ糖 ,  *微生物代謝 ,  ガラクトシル化 ,  表面プラズモン共鳴 ,  結合蛋白質 ,  プレバイオティクス ,  分子機構

分類 (3件)： 代謝と栄養  (EG03054K) ,  微生物の生化学  (EG03020N) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

物質索引 (1件)： ラクトース

タイトルに関連する用語 (5件)： Bifidobacterium ,  株 ,  ガラクトオリゴ糖 ,  遺伝子 ,  同定