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J-GLOBAL ID:201702283204315935   整理番号:17A0287926

Gut上皮細胞におけるGFP発現トランスジェニックウズラ作製による腸の遺伝子発現の強力なプロモーターとしてのMUC2プロモーターの同定

Identification of the MUC2 Promoter as a Strong Promoter for Intestinal Gene Expression through Generation of Transgenic Quail Expressing GFP in Gut Epithelial Cells
著者 (7件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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組織特異的および段階特異的遺伝子プロモーターの同定は,遺伝子操作された動物における特定の遺伝子の機能的役割を解明するために有益である。本研究では,マイクロアレイデータベースの解析によって異なる組織における遺伝子発現の比較により,マウスおよびヒトにおいてムチン2(MUC2)発現の腸特異性を同定し,RT-PCR(逆転写PCR)によってニワトリにおいてさらなる分析を行った。鳥類MUC2遺伝子プロモーターにおけるシス作用エレメントの分析は,尾部型ホメオボックス2(CDX2),GATA結合蛋白質4(GATA4),肝細胞核因子4α(HNF4A),および転写因子4(TCF4)を含むが,これらに限定されない。トランスジェニックウズラを作製することにより,2.9kbのニワトリMUC2プロモーターが,小腸,大腸および盲腸においてのみ,緑色蛍光蛋白質(GFP)レポーター発現を促進し得ることを実証した。蛍光画像解析により,腸上皮細胞におけるGFP発現がさらに明らかになった。GFP発現は,胚の腸ではほとんど検出されなかったが,孵化後の発達中に増加した。レポーター遺伝子の時空間発現パターンは,2.9kb MUC2プロモーターが,孵化後の腸組織における標的遺伝子の発現を駆動する調節エレメントを保持し得ることを確認した。この新しいトランスジーン発現系は,MUC2プロモーターを用いて,鳥類の腸における遺伝子機能を研究するための標的遺伝子を過剰発現させる新しい方法を提供した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  腸 

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