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J-GLOBAL ID：201702283234200770   整理番号：17A1556758

プロテアソーム阻害剤,ボルテゾミブはクローディン1--蛋白質発現を増加させることによりアトピー性皮膚炎を軽減する【Powered by NICT】

Bortezomib, a proteasome inhibitor, alleviates atopic dermatitis by increasing claudin 1 protein expression

著者 (4件)： Kim Yong-Eun (Department of Biochemistry, Chungnam National University, Daejeon, 34134, Republic of Korea) ,  Cho Namjoon (Department of Biochemistry, Chungnam National University, Daejeon, 34134, Republic of Korea) ,  Cheon Seonghye (Department of Biochemistry, Chungnam National University, Daejeon, 34134, Republic of Korea) ,  Kim Kee K. (Department of Biochemistry, Chungnam National University, Daejeon, 34134, Republic of Korea)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 493  号： 1  ページ： 744-750  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アトピー性皮膚炎(AD)は慢性炎症性皮膚疾患である。ADの病因とその治療を研究する多くの研究が行われてきたがないどれも成功しなかった。ADの原因の一つは,皮膚の表皮バリアにおけるクローディン1発現の減少を介して密着結合の機能障害である。本研究では,クラウジン1の減少した発現の回復におけるボルテゾミブ(BTZ)の役割を調べた。イムノブロット及び免疫蛍光分析はBTZはヒトケラチン細胞系H aCaTにおけるクローディン1の蛋白質発現レベルを増加させ,それによって傍細胞障壁を形成することを明らかにした。さらに,BTZの反復適用は2, 4-ジニトロクロロベンゼン(DNCB)誘発ADマウスの背中と耳のアトピー症状を軽減し,DNCB誘導マウス皮膚の表皮バリアにおける正常な密着結合の形成をもたらした。まとめると,これらの結果はBTZ誘導クローディン1発現はADの貴重な治療アプローチであることを実証した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 壁細胞 ,  病因 ,  蛍光抗体法 ,  *アトピー性皮膚炎 ,  ヒト ,  治療法 ,  機能障害 ,  ケラチン細胞
準シソーラス用語： *アトピー ,  免疫ブロッティング ,  密着結合 ,  炎症性皮膚疾患 ,  *蛋白質発現 ,  *クラウジン-1 ,  *プロテアソーム阻害剤 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 密着結合 ,  クローディン1 ,  アトピー性皮膚炎 ,  プロテアソーム阻害剤 ,  ボルテゾミブ

分類 (2件)： 細胞構成体の機能  (EF03060C) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (5件)： プロテアソーム阻害剤 ,  ボルテゾミブ ,  クローディン1 ,  蛋白質発現 ,  アトピー性皮膚炎