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J-GLOBAL ID:201702283259497833   整理番号:17A1434017

オールトランスレチノイン酸の局所治療はCD8~+T細胞免疫を促進することにより部分的にマウス黒色腫を阻害する【Powered by NICT】

Topical treatment of all-trans retinoic acid inhibits murine melanoma partly by promoting CD8+ T-cell immunity
著者 (6件):
資料名:
巻: 152  号:ページ: 287-297  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0768A  ISSN: 0019-2805  CODEN: IMMUAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ビタミンAの主要な生物学的に活性な代謝産物,all-transレチノイン酸(atRA)は免疫調節と抗癌に関与している。ビタミンAはヒトにおける黒色腫のリスクを減少させることができるという最近の知見は,黒色腫におけるatRAの有益な役割を示した。しかし,atRAの局所適用は腫瘍免疫に影響を与えることにより黒色腫増殖を阻害できるかどうか不明のままである。トレチノイン軟膏(活性成分としてatRA)の局所適用が効果的にB16F10黒色腫増殖を阻害し実証した。は著しく向上CD8~+T細胞応答を伴う,グランザイムB,腫瘍壊死因子-α,インターフェロン-γを発現するエフェクターCD8~+T細胞の有意に増加した割合,ワセリン対照と比較してatRA処理腫瘍におけるKi67~+増殖CD8~+T細胞によって証明された。さらに,局所atRA処理は担癌マウスの流入領域リンパ節(DLN)におけるエフェクターCD8~+T細胞の分化を促進した。興味深いことに,atRAが腫瘍CD4~+T細胞応答に影響しなかった,DLNにおけるインターフェロン γ 発現Tヘルパー1型細胞の分化を阻害した。重要なことに,著者らはatRAの腫瘍阻害効果はCD8~+T細胞に部分的に依存した,CD8~+T細胞枯渇はatRA処理マウスの腫瘍体積が,ワセリン処理マウスのそれよりもまだかなり小さかったを回復させたことを示した。最後に,著者らはatRA処理B16F10細胞との培養時にB16F10細胞においてatRAアップレギュレートMHCI発現および担癌マウスからDLN細胞は有意に高い殺菌速度を有することを示した。本研究では,この局所atRA処理は,分化およびエフェクターCD8~+T細胞の細胞毒性機能を促進することにより部分的に黒色腫増殖を効果的に阻害することを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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腫よう免疫 

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