抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,3Dプリンタによる評価モデルの造形,および非接触と接触それぞれの方式で寸法形状測定を実施し,その結果を報告した。非接触測定には,多関節アーム型のレーザ測定機を使用した3Dスキャナを用い,また,接触測定には造形品内部の上下を押さえるように固定し,6面全てを測定可能とした三次元測定機を用いた。そして,非接触と接触にて,造形品の各球・面・円筒の寸法測定を実施した。その結果,三次元測定機(接触測定)が3Dプリンタの造形精度や3Dスキャナの測定精度に対して高精度な測定が可能であることから,三次元測定機による測定結果を真値と仮定すると,各球の直径は設計値よりも0.05~0.25mm程度大きいが装置スペックの±0.3mmは満足した。また,接触測定よりも非接触測定結果は0.2~0.4mm程度大きな値となっていたことなどが明らかになった。