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J-GLOBAL ID：201702283277845922   整理番号：17A0177918

α₂アドレナリン受容体 ニューロパチー性疼痛治療の標的

α₂ Adrenoceptor: A Target for Neuropathic Pain Treatment

著者 (6件)： DI CESARE MANNELLI Lorenzo (Univ. Florence, Florence, ITA) ,  MICHELI Laura (Univ. Florence, Florence, ITA) ,  CROCETTI Letizia (Univ. Florence, Florence, ITA) ,  GIOVANNONI Maria Paola (Univ. Florence, Florence, ITA) ,  VERGELLI Claudia (Univ. Florence, Florence, ITA) ,  GHELARDINI Carla (Univ. Florence, Florence, ITA)
資料名： Mini-Reviews in Medicinal Chemistry  (Mini-Reviews in Medicinal Chemistry)
巻： 17  号： 2  ページ： 95-107  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2332A  ISSN： 1389-5575  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 不明 (ARE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニューロパチー性疼痛は治療が困難であり,患者のクオリティオブライフに大きく影響する。ニューロパチー性疼痛は感覚撹乱を発生させ,疼痛性刺激への応答や認知される痛みの規模を増加させる。疼痛発生の機構は複雑で,末梢性と中枢性の成分が関与する。ノルアドレナリン作動系は,いわゆる疼痛マトリックスの中に広く分布しているため,疼痛の制御において多面的な役割を果たす。本レビューでは,ニューロパチー性疼痛の治療戦略として,α₂アドレナリン受容体のサブタイプ調節に焦点をあてる。直接的に同受容体に作用するクロニジンとデクスメデトミジン,そして間接的に作用する薬剤について検討を行った。ノルエピネフリン再取込み阻害剤(ベンラファキシンなど),そしてノルエピネフリン再取込み阻害とμオピオイドアゴニストの2つの特性を持った薬剤(トラマドールなど)についての概観も提供する。

シソーラス用語： *ニューロパチー ,  *疼痛 ,  *α2受容体 ,  *αアドレナリン作動薬 ,  セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害薬 ,  麻薬性鎮痛薬 ,  *鎮痛薬 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  芳香族塩素化合物 ,  芳香族化合物 ,  フェノールエーテル ,  脂環式アルコール ,  アミノアルコール ,  第三アミン ,  カテコールアミン ,  第一アミン ,  第二アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： *ニューロパチー性疼痛 ,  ノルエピネフリン再取込み阻害剤 ,  α2アドレナリン作動薬 ,  μオピオイドアゴニスト

分類 (1件)： 交感神経興奮薬の基礎研究  (GW05022H)

物質索引 (5件)： クロニジン ,  デクスメデトミジン ,  ベンラファキシン ,  トラマドール ,  ノルエピネフリン

タイトルに関連する用語 (4件)： α2アドレナリン受容体 ,  ニューロパチー性疼痛 ,  治療 ,  標的