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J-GLOBAL ID：201702283302994669   整理番号：17A1343185

考古学的石器の不揮発性低分子量脂質の定量化のための包括的解析ワークフローの開発と応用【Powered by NICT】

Development and application of a comprehensive analytical workflow for the quantification of non-volatile low molecular weight lipids on archaeological stone tools

著者 (8件)： Luong Susan (Centre for Archaeological Science, School of Earth and Environmental Sciences, University of Wollongong, Wollongong, New South Wales 2522, Australia. [e-mail]) ,  Hayes Elspeth ,  Flannery Emma ,  Sutikna Thomas ,  Tocheri Matthew W. ,  Saptomo E. Wahyu ,  Jatmiko ,  Roberts Richard G.
資料名： Analytical Methods  (Analytical Methods)
巻： 9  号： 30  ページ： 4349-4362  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2324A  ISSN： 1759-9660  CODEN： AMNECT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 先史時代石器上の使用関連残基の発生源確定は,特に挑戦的である,保存,汚染と複数情報源からの残基の寄与に関連した問題によるものであった。このプロセスの信頼性を増加させるために,含めるために開発した分析ワークフロー(1)回収された残基の空間的情報を維持し,環境汚染のモニタリングを可能にするサンプリング戦略および(2)高感度で選択的なガスクロマトグラフィー-タンデム質量分析(GC MS/MS)法を石工芸品上の非揮発性低分子量脂質を定量化した。ワークフローは,Liang Bua,Floresのインドネシア島の石灰岩洞窟で堆積物から発掘された14石工芸品に適用した。これらアーチファクトは~14000歳と1000歳の間の年齢の範囲と,予備的に低倍率顕微鏡を用いて痕跡量使用の(n=7)を示す潜在的か否か(n=7)に分類した。残基はアーチファクトの表面から直接溶媒抽出によって採取した。アリコートを内部標準物質を添加し,誘導体化した。40種の飽和脂肪酸,ステロール,ジ-及びトリテルペノイドおよびそれらの類似体のトリメチルシリル誘導体を最適化多重反応モニタリング(MRM)遷移を用いて定量した。使用アーチファクトの六はステロール,植物ステロール及びテルペノイドを含み,個々に又は組合せのいずれでも,これらの化合物のどれもが未利用分類予備七アーチファクトに一般的に見られるなかった。これはこれら六つのアーチファクトは,作業機プロセス資源として使用されてきた可能性があり,更なる研究の余地を提供することを示唆した。ワークフローは,他の考古学的対象物の分析に適用することができた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： アーチファクト ,  誘導体化 ,  信頼性 ,  *低分子量 ,  工芸品 ,  *考古学 ,  環境汚染 ,  最適化 ,  溶媒抽出 ,  *石器 ,  ステロール ,  堆積物 ,  高感度 ,  *ワークフロー
準シソーラス用語： *石 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 水中の汚染物質の物理分析  (CC03080N)

タイトルに関連する用語 (10件)： 考古学 ,  石器 ,  不揮発性 ,  低分子量 ,  脂質 ,  定量化 ,  解析 ,  ワークフロー ,  開発 ,  応用