文献

J-GLOBAL ID：201702283305360089   整理番号：17A0041743

紫外線硬化型液晶素子の不均一性を特徴として利用する液晶光IDタグ

Liquid Crystal Optical ID Tag using Nonuniformity of UV-curable Liquid Crystals

著者 (2件)： 中山敬三 (近畿大 理工) ,  大坪順次 (静岡大 工)
資料名： 電気材料技術雑誌  (Journal of the Society of Electrical Materials Engineering)
巻： 25  号： 1  ページ： 6-12  発行年： 2016年12月10日 
JST資料番号： L1621A  ISSN： 0918-9890  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 一般的な応用における液晶素子は,素子全体で同一機能が求められるため,素子内の配向が全面で均一であるモノドメイン構造がほとんどで,不均一性は欠陥と捉えられるが,本研究ではこの光学組織の不均一性を積極的に応用したものである。本稿では,紫外線硬化型液晶材料の光学組織の不均一性を識別情報として利用したセキュリティ素子の基本概念から,カイラルネマチック液晶の指紋状組織及びネマチック液晶のシュリーレン組織を用いたセキュリティ素子の具体例について報告した。

シソーラス用語： *光架橋 ,  *機能素子 ,  *不均一性 ,  *液晶 ,  *光 ,  *標識 ,  分子配向 ,  セキュリティ ,  結晶 ,  ネマチック相 ,  指紋 ,  光学系
準シソーラス用語： *紫外線硬化 ,  *液晶素子 ,  *IDタグ ,  液晶配向 ,  カイラル結晶 ,  シュリーレンシステム

分類 (2件)： ネマチック相  (BK03020W) ,  データ保護  (JD01020V)

引用文献 (14件)：

• K. Nakayama and J. Ohtsubo: Mol. Cryst. Liq. Cryst. 516 (2010) 253.
• K. Nakayama and J. Ohtsubo: J. Soc. Elect. Mat. Eng. 20(2011) 165.
• K. Nakayama and J. Ohtsubo: Opt. Eng. 51 (2012) 040506.
• 中山敬三,大坪順次:信学技法 IEICE Technical Report OME2013-65(2013)73.
• K. Nakayama and J. Ohtsubo: Appl. Opt. 55 (2016) 1012.

タイトルに関連する用語 (5件)： 紫外線硬化 ,  液晶素子 ,  不均一性 ,  液晶 ,  IDタグ